勝手に"はてな "の資金について考える


08/02/24 AM 7時ごろ  ・コメント(6)

僕が色々とサービス使っている、はてなが米国から京都への移転で色々と話題になっています。

【プレスリリース】株式会社はてな、本社を京都に移転、ものづくりの拠点を結
米国から京都へ はてな近藤社長の真意は (1/2) - ITmedia News

特に僕の中で、はてなブックマークは欠かせないwebサービスの一つとなっています。

はてなさんにはこれからも頑張って欲しいので、規模を大きく成長していくには、資金調達という事は避けて通れないと思います。
なので今回は、自分の勉強がてら勝手に良い資金の調達方法を考えて見たいと思います。

資金調達となると基本的に、株式か負債での調達になると思います。

株式を上場することによる資金調達

やはり、返済と言う負担はない方が良いと思うので、株式の上場による資金調達が出てくると思います。同世代のIT企業としてmixiやドリコムはその手段を選びました。
ですが、資本コストという面で考えると、IT企業には株主からの期待度は高くなっておりPERも高めで推移しています。そうなりますと、株主資本(株式)コストが高くなり、WACCが高くなってしまいます。WACCの上昇は将来の企業価値を高めるのに負担(重荷)になってきます。
 資本コスト
 WACCが割引率になる

あと、上場することにより余計な負担が出てくると思います。せっかく今まで築いてきたはてならしさが無くなるとしたら残念です。資金を得るために企業価値を損なっては本末転倒ですね。

なので、この方法は却下です


借入による資金調達

では、低金利時代なので、借入に資金調達は良い手段ではないでしょうか。
一般的な上場企業でしたら1%台で資金調達を行っているはずです。

はてなの運営を見ていますと、ある程度の営業CFは確保できていると思います。あとは有能は金融関係者を引き連れて借入すれば良いと思います。

ですが、銀行側からしたらIT企業というくくりだと思うので、大規模な調達は金利の上乗せを要求するでしょうし、返済期間を短くしてこられては、投資できにくい状態になってきますので、

あまり大きくない借入が良いような気がします。


株式を期待しない相手と、シナジーのある企業に発行する

銀行による借入も増やしすぎては行けないとなったので、やはり株式の発行による資金調達は必要な気がします。
市場での調達は期待度が高いので、企業価値が損なわれそうです。
そうなって来ますと、期待度の低い企業に発行し調達するのが良さそうです。

ベンチャーキャピタル会社などなら、すぐに引き受けてくれそうですが、期待リターンを要求しますし、上場などがセットになって来るでしょうから却下です。

mixiやドリコムなどは、提携のあったサイバーエージェントなどに発行していますが、こちらも上場によってさっさと売却しその後は提携さえもしていないようですので、もちろん却下です。

ある程度の資金を持った企業では、リターンを要求してくるはずなので、良いパートナーとは言い難いかも知れません。

お金を持ってリターンを要求しない企業、なおかつシナジーがあれば、一番良いですよね。
で、素人の僕が思いつくのは、

  • Google:サービス面ですでに提携していますし、最近では投資会社になっています。
  • Amzon:こちらも提携していますし、競合相手でもないので良いのではないでしょうか。
  • HPやDELL:機械の事は判らないのですが、規模が大きくなるにつれServer信頼度を維持するのも大変なはずです。こちらも相乗効果もあるのではないでしょうか。
  • Yahoo Japna:少し曲者ですが上手く行けば非常に効果があると思います。ですがあまり似合わないような気がします。
  • 任天堂:はてなは少し閉鎖的なところもありますが、DSやWiiと組む事は非常にメリットあるのではないでしょうか。任天堂としては、はてな村みたいなのは、結構あうような気がしますし、なんて言ったって、キャッシュはリッチです。
    しかも、欧州やアメリカにもゲーム機器としては強い面を持っているので非常に可能性が広がりそうです。スマブラにしなもんが出てくることを期待しましょうか。

そんな訳で僕が勝手にオススメするパートナーとしては「任天堂」を上げたいと思います。
というか、「任天堂のようになりたい」と目指しておられるようですが、利用して大きくなると言うもありではないでしょうか。


はてなは、上場を急がなかった事で、実績と企業としての信頼を充分に積み重ねて来ていると思いますので、あとは良いファイナンス(資金調達)をして、もっと成長して欲しいと思います。

ちなみに、あまりお金無いので出資する額は微々たるものですが、僕はリターンを期待していませんので、いつでも出資させてください!
これからもはてなを応援していますので、そんなお話を勝手に待っております♪

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コメントお待ちしています♪

1. 風(前書いたときの名前忘れた)
2008 02/25 (Mon)
AM 03:31

どうも久しぶりです。面白い切り口ですね。
 前から気になっていたのですが、はてなは記事に書かれたような一般的な以外の資金調達方法も行っていますね。ポイント購入制度です。はてなユーザーはポイントを買ってから使うまでの期間があるのでその期間は企業が借り入れをしているのと同じ状態になります。もちろんユーザーに対して利子を払ってはいないので安価に調達ができていることになります。
 最近流行っている電子マネーはそういう側面から企業にメリットがあるといえます。
(ひょっとしたら、ユーザーの預けたお金は企業と分離会計になっているかも知れませんが・・・。スイカとかで期限が切れた電子マネーが警察に届けられるとか聞いたことないし。)

2. かえる
2008 02/26 (Tue)
AM 01:01

>風さん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
判る範囲で頑張って書いてみました....。

はてなのポイントはみなさん結構使用されているようですね。
確かに安価に調達できていますよね。これも信頼があっての事ですよね。

電子マネーでの資金調達、課金制での運用はどんどん出てくるのでしょうが、今までが失敗というか上手く継続していない企業が多いので、法整備を含め上手く活用されると良いですね。

3. xx
2008 02/26 (Tue)
PM 10:00

はてなは上場できる業績なんですか?

あくまで仮定の話であったとしても株式上場とベンチャーキャピタル宛増資を並列に扱っている時点でエクイティファイナンスの実務から相当認識がずれてやいないかと・・・

ましてやGoogleや任天堂がはてなに出資するメリットがどこにあるのかわかりません

4. かえる
2008 02/26 (Tue)
PM 11:40

>xxさん
コメントありがとうございます。
資本の調達って意味で、勉強がてら書かせて頂いたので、売上げ等にはちゃんと目を向けていませんでした。

せっかく指摘頂いたので、もう少し考えさせて頂けるでしょうか。

上場できる業績と言われると、多分できるのではないでしょうか。
ドリコムが上場した時も、資本金5000万円程度で、売上げも2億円、06年の予想でも5億円とかなので、業績非開示なので判りませんが、大丈夫そうな気がするのですが....

認識不足で申し訳ないのですが、ベンチャーキャピタルって上場させて利益を得るという企業が一番利益が大きいと思うので、目指すはそこではないのでしょうか?

そう言った会社ばかりではないと思いますが、はてなの場合は、そう言った目的で集まりそうと言った意味で書かせて頂きました。

Googleに関しても今でもサービス使っているので、ユーザーが増えればGoogleに恩恵もあるので、メリットはあるのでないでしょうか。

任天堂に関しては難しいですが、素人考えで行きますと、DSやWiiを使い、はてなハイク。はてなワールドをセカンドライフみたいにでしょうか。
任天堂は通信だけは強いかもしれませんが、ユーザーの繋がるばというのは少ないような気がするので、そこをはてなが補うみたい感じで、探せばメリットはありそうですが....

素人考えなので、ただ消去法で考えただけなので、実務とはかけ離れていますが、そこはお許し頂けるでしょうか。

5. xx
2008 02/28 (Thu)
AM 12:35

かえるさん

先日は適当な足跡をつけて申し訳ないです。
思考実験展開してくださり、興味深いです。

個人的には、そもそも資金調達する必要があるのか?とも思いますね。
webサービスの開発に、そんなに大きな追加資金が必要とも思いませんし。

任天堂とかから資本を入れなくても、小さいキャッシュフローでまわる会社なんじゃないでしょーか。


6. かえる
2008 02/29 (Fri)
PM 12:27

>xxさん
こんにちはです。もっと幅を広げて考えるキッカケになったので、気にしないでください。感謝です!

で、資金については、僕も不要ではないかと思います。
必要ならば、新興IT企業の勢いがあった2006年あたりの方が割りよく調達できてたでしょうから、その時期にしているような気がします。

今の方がユーザーも増えて利益は出ているような気がしますので、それほどの資金は不要かと思います。


最後に書いているのですが、はてなの株主になってみたいので、書いたような気がしてきました・・・・。


             

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