時価総額が気になるお年頃


08/03/30 AM 9時ごろ  ・コメント(8)

最近、時価総額の小ささについてやっぱり大事なのかな〜と考えているので、自分なりの考えを書いておきたいと思います。ハッキリ言って気になってます。悩んでます。
小型株って安い企業が多いような気がします。PER10倍割れの企業なんてよく見かけます。


市場で買えるのに、なぜ動きがない?

で、時価総額50億円の企業があったとします。この企業が非常に魅力的で手に入れたいと思えば、50%以上の株式を取得すれば子会社にできます。
50%なので、25億円出せば手に入れる事ができます。20%以上確保すれば、持分法で連結会社に組み入れる事ができますので、10億円でも良いわけですよね?

しかも、上場している事によって、決算を開示しなければいけないので、財務の内容が丸判りになります。ライバル会社がみれば、利益率良いか悪いかなんてすぐに判る訳です。美味しい企業家どうかなんてすぐ判断できるはずです。買収懸念がある会社からすると、手の内をばらす感じなのでつらい所だと思います。

中規模の企業などからすれば、この状態っていいチャンスな訳ですよね。上場している事によって非上場の企業より少し割高になるのかもしれませんが、市場で買うことができるので、やり易いと言えばやり易いと思います。
ですが、その動きが無いのがほとんどですよね? 非常に魅力的な企業はあるはずなんですが、その企業を探しあてる技術が僕にはないと思っています

■ 追記
M&Aなどは、難しい問題ではあると思いますので、上記の判断は少し簡単に答えを出し過ぎていると思っています。ただ、それぐらいの緊張感を持って頂きたい!と言う事にさせて頂きます。


小さい企業はやはり安定志向?

なんて言っても、企業が成長するにはお金が必要だと思うんです。ですが、規模が小さいと資金の調達が結構難しいのではと思います。はっきり言って銀行などの言いなりではないのでしょうか。

かと言って株式の発行でと言っても、割安な株式を使って資金を調達しても小さな額しか集めることが出来ません。非常にもったいない気がします。
より多くの資金を集める事ができないので、攻めの経営ができにくい。勢いのある業績にならないので買いにくい。
資金を確保したいので、内部留保を厚くしたいはずです。そうなると配当が魅力的に見えない。配当出せば小さく安定な企業になる。
結果、放置され安い株価が続くのではないでしょうか。


お金がお金を呼んでくれない

お金を持っているのは、外国人投資家だと思います。ですが、あまりそこからは期待できないと思います。国際優良株が好みだと思います。会社四季報見て、外国人の持ち株比率が高ければ魅力的な企業なのかも知れません。

個人投資家を考えますと、特に資金の多くは投資信託に流れています。
ETFやインデックスファンドは規模は大きいですが、もちろんそこからは流れてきません。
小型株のファンドになってしまいますが、50億円以下の企業の会社四季報を見ても、ほとんど見あたりません。これも四季報で投信の比率が5%を越えている企業などはチェックなのかも知れませんね。

で、最後に株式の個人投資家ですが、デイトレのみなさんも来ない、小型はPER高くても成長株の方が人気である。バリュー投資家は基本的にドカーンと買ってこないと思います。非常に日陰になっているのだと思います。


見抜く力が試される

規模が小さくても、良い企業はいくらでもあるんです。
ですが、いままでの事を考えますと、非常に見抜く力がいるんだと思います。割安の中から割安を探さなければいけないんです・・・・。

スクリーニングをしてみたのですが、時価総額50億円以下で1034社引っかかりました。(ほんとなのかな?) 時価総額100億円以下になるとどれくらいなんでしょうか・・・・・・。
やっぱり僕には難しいような気がします。なので、時価総額がせめて100億円以上で割安な企業を探しても良いのかなと僕は感じているこのごろなんです。

■ まとめ
良い企業がないってことではなくて、小型株が多すぎるので見つけにくいし、気づかれにくいのが一番の問題だと感じている所です。
時価総額の小さい企業の方が、お宝を探し当てた時の魅力は非常に大きい物だと思います。
そこら辺を踏まえて小型株と向き合いたいと思っています。
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コメントお待ちしています♪

1. ポッキー
2008 03/30 (Sun)
PM 09:40

人の心理が大きいでしょうね。
投資に対しての知識を持っている人は小企業に投資をするのは「投機的」といって敬遠する人も多いでしょうし、
そんなに知識がない人でも「何の会社?訳分からないからやめておこう」となってしまいます。
結果的に金の流動性も生まれずいつまでもそのままとなってしまうのでしょう。
トヨタやソニーといったら誰もが想像できますが失礼ながら小企業だったら想像できないですからね。

何らかのきっかけで商品が爆発的に売れマスコミになんか取り上げられるように
なったら変わるのかもしれませんが・・・・。
ただそれがどの企業か?と言われると見つける術は難しいですね。

「今は誰からも注目されていないが近い将来時代が必要とするもの」を
予測する。財務諸表からは読み取れない難しさですね・・・・・。
だからこそ色々な物に興味を持ち常日頃から接しておく事が大事なんでしょうね。
そうすると突然「ひらめく」事があるものと私は勝手に夢想しています(笑)
残念ながら未だそんなことはないのですが・・・・(苦笑)

2. vb
2008 03/31 (Mon)
AM 05:46

なるほど。多角的に「買えない」理由が分かりました。こんなん読んだら、小型株買えないじゃないですか(^^;

とくに「小さい企業はやはり安定志向?」っていう視点は私的に「説得力アリ」でした。日本の企業は保守的なところが多いんですかねー?

ただ、「市場で買えるのに、なぜ動きがない?」ってのは、なんか自分が社長なら動けない理由も分かる気がしました。だって、失敗したら怖いじゃないですか(^^;

3. ぐっち
2008 03/31 (Mon)
PM 08:27

時価総額の低い新興企業には、バリュエーション的には"格安"な会社が多いです。
その決算情報が本物ならですが^^;
継続的に長期に渡って収益を拡大させている会社の株価は必ず上がりますが、そんな真の成長株はなかなか日本では見当たりません。
機関投資家や外国人はそのことがよく分っているんではないかと思ってます。

4. キルヒアイスキー
2008 03/31 (Mon)
PM 11:50

小型株愛好家として少しだけ反論させていただくと、

>市場で買えるのに、なぜ動きがない?
買収、または子会社化しても友好的に手に入れられなければ相乗効果を生まないということがわかっているからじゃないでしょうか?
経営者同士が理解しあえれば買収も合併あると思います。実際四季報で見ていても合併している企業は大企業同士だけではないですし・・・。同業者が買わない(買えない)のは金額だけの問題では無い気がします。小さい企業はオーナー企業が多いので社長の我が強いのでやりにくいというのがあるんじゃないでしょうか。

>小さい企業はやはり安定志向?
資産株などを見ていると、そういう傾向が強いところが多く見られます。しかし資本政策がマトモなところは成長分野に設備投資していますし、拡大余地が無い企業はきっちり高配当しています。極端な例ですが時価総額が大きいとはいえませんが100億以上でもブルドックなんかは時価総額が高くても資本政策がムチャクチャですし・・・。資本政策の良し悪しは大小違わない気がします。

外国人投資家は小型株の企業を知っててあえて買わないのではなくて、調べる暇がなくて買わないという部分が大きいと思います。

成長企業を見抜く難しさは否めません。ですが、機関や外国人の後追いをするのはそれはそれで危険な気もします。逆に売りに回られた日には・・・

5. かえる
2008 04/01 (Tue)
AM 01:24

>ポッキーさん
コメントありがとございます。
人の心理による所は大きいのかもしれませんね。
大きい所だから買える....。なんの根拠もありませんが、株は美人投票の面も
あるので大きい要素と見ても良さそうですね。

僕もひらめき待っていますが、四季報を見ただけで、連想出来ません....。
良い企業に出会える様に四季報めくっていこうかと....。

6. かえる
2008 04/01 (Tue)
AM 01:34

>vbさん
ちょっと書き方があれなんで少し記事を書き足しました。
持っている小型株が上がらない理由を考えてみました。

結果、少し見る目を厳しくしないと行けないと自分なりに考えがまとまっているところに、先日のコメントを頂いたので、記事にしてみました。

小型株には小型株としての、要素を押さえ買っていこうと僕は思っています。

7. かえる
2008 04/01 (Tue)
AM 01:40

>ぐっちさん
決算の不安点は大きいように思えます。あと資産株として低PBRな銘柄も土地での評価になると左右する大きな点でもありそうですね。
個人が保有する不動産のように...。

そう言った所を考えますと、低く評価されてるのもしょうがないかもしれませんね。
ただ、仰られているように、良い企業なら評価はされるはずなので、少ししっかりしてから買うのもありですね。

8. かえる
2008 04/01 (Tue)
AM 02:05

>キルヒアイスキーさん
少し記事に追記をしています。ちょっと言葉が足りなかったかと...。
厳しいお言葉感謝です!

しっかりした経営をしている企業はいくらでもあるので、頑張って見抜きたいと思っています。
なので、時価総額が小さくても、機関投資家や外国人投資家が買っている企業もあるのだと思います。
まぁ〜無理矢理上場させたような企業もありますが....(汗)

ただ、比較的に大きな時価総額の銘柄と違い、PERが全体的に割安になっているので、区別が付きにくいところから探す能力が僕にはないかも...と感じているところです。

先にもコメントで返信しているのですが、渋めに見ておいた方が良いと思ったので書いた記事になります。


あと、時価総額でフィルタリングをするだけなので、外国人投資家などを追っている訳でないと思います。


             

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