海外に投資するインデックファンドを判断


08/09/03 PM10時ごろ  ・コメント(8)

今回は、海外に投資するインデックファンドの費用の続きを書いて海外株式/海外債券に投資するインデックスファンドを選んでみたいと思います。

2009年2/16日 修正

海外(株式/債券)インデックスファンドのパフォーマンス
 実質報酬売買高
比率*4
財産
留保額
分配金リターン*1
株式インデックスファンド
STAM:グローバル株式インデックスオープン0.93%0.280.05%0円-50.5%
ステートストリート:外国株式インデックス1.15%0.550.30%0円-50.7%
中央三井:外国株式インデックスファンド0.93%0.490.20%0円-50.7%
年金積立:インデックスファンド海外株式0.99%0.390.20%00円-50.5%
すみしん:外国株式インデックスオープン0.93%0.46各0.10%100円-50.6%
PRU:海外株式マーケットパフォーマー1.12%0.320.10%0円-50.7%
トヨタアセット:バンガード海外株式ファンド1.28%---なし90円-49.9%
年金積立:インデックスファンド
エマージング株式
1.87%---0.30%0円---
STAM 新興国株式インデックス・オープン---*2---0.30%0円---
債券インデックスファンド
STAM:グローバル債券インデックスオープン0.71%---0.05%0円-20.4%
中央三井:外国債券インデックスファンド0.77%---0.10%0円-20.5%
年金積立:インデックスファンド海外債券0.74%---0.20%10円-20.4%
PRU:海外債券マーケットパフォーマー0.82%---0.10%0円-20.1%
三菱UFJ:世界国債インデックスファンド0.68%---なし10円---
年金積立:インデックスファンド
エマージング債券
2.21%---0.20%0円---
STAM 新興国債券インデックス・オープン---*2---0.20%0円---

*1 とりあえず、過去1年間のリターンで表示(モーニングスターを参照)
*2 1年未満なのでまだ算出できません
*3 1年未満の決算なので6ヶ月の数字を参考値として算出
*4 売買回転率≒売買高比率÷2 売買回転率"1"で1回転になります。 (Mc.Nさんのコメント参照)


さて、これを踏まえてどれが良さそうなインデックス・ファンドか一応答えを出して見たいと思います。
まず選択肢の少ない外国債券のインデックスファンドですが、信託報酬が低いSTAM:グローバル債券インデックスオープンを選びたい気もしますが、年金積立:インデックスファンド海外債券が良さそうな感じがしますね。信託財産留保額が多い方がパフォーマンスにも影響があるようなので、STAM 0.05%年金積立 0.20%差0.15%は10年、20年先を考えると大きなポイントとなりそうです。
ただ、乗り換えが前提となれば、信託財産留保額が小さく信託報酬が低い、STAM:グローバル債券インデックスオープンが良さそうに見えます。

  • 結論としては、
  •  年金積立:インデックスファンド海外債券 (乗り換えず保有するのに良さそうです。)
  •  STAM:グローバル債券インデックスオープン (長くない期間で保有するのに良さそうです。)

さて、お次は株式部門ですが、実質信託報酬が1%を切ってるファンドが3つしかありませんので、信託報酬が安いSTAM:グローバル株式インデックスオープン1年経っていませんが良さそうに見えます。
ただ、先ほども書きましたが信託財産留保額と株式投信の場合は回転率も考慮した方が良さそうです。(回転率が高いとコストも大きくなります。)

そうなって来ますと、中央三井:外国株式インデックスファンドすみしん:外国株式インデックスオープンは、0.20%となっており0.15%の差は魅力的な感じに見ますが、両ファンドとも買付手数料(1.05%〜)が発生するのと、回転率が少し高めです。※STAMシリーズは半年なので、0.22×2ぐらいになるのかもしれません。
中央三井:外国株式インデックスファンドについては、前々期では回転率が0.25回程だったのですが、[メモ] お金持ちは誰だ!でも、書いたんですが、7ヶ月の間に50億円ほど出たり入ったりしているので、回転率が上がったのかもしれませんね。
一方のすみしん:外国株式インデックスオープンは、配当が若干高めなのと、回転率も前々期が0.62回と若干高めでした。

  • 結論としては、
  •  STAM:グローバル株式インデックスオープン (今の所一番良さそうですが・・・・・。)
  •  中央三井:外国株式インデックスファンド (回転率、買付手数料が気になりますが、良さそうです。)

とりあえず、参考になるか判りませんが、こんな感じの結果になりました。
で、この次はなぜ、MUSCI KOKUSAIファンドだけなの?とか、なぜ乗り換えようと思うのでしょうか?などを考えてみたいと思います。

販売会社については、海外(株式/債券)インデックスファンドでまとめて見ましたので、参考にしてみて下さい。

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コメントお待ちしています♪

1. Mc.N
2008 09/03 (Wed)
PM 11:25

細かい突っ込みですが、売買高比率≠売買回転率です。

売買回転率の求め方は「売買金額の少ない方の金額(ウリorカイ)/平均組入時価総額」。運用報告書に記載されている売買高比率は「売買金額(ウリ+カイ)/平均組入時価総額」。面倒なので一般的には売買が拮抗していると見做して、売買回転率≒売買高比率/2で宜しいかと。

更に細かい話なんですけど、インデックス型投資信託の場合、ファミリーファンド方式を取っている場合が殆どで、DIRに掲載されている売買回転率って子の方なんですよね。本来なら親の売買回転率の方が重要なわけで。STAMを調べてみたら子は0.22、親は0.41でした。

なんだかんだ計算しても、過去の実績が大体未来の実績になる場合が多いので、同ベンチマークのファンド同士で成績が良いものをチョイスすれば間違いないかと。でもトヨタアセットはベンチマーク無なので注意が必要。

2. Werder Bremen
2008 09/04 (Thu)
PM 01:47

インデックスファンドで気付いたことがあるんですが、微妙に運用法に違いがあるんでしょうかね?’投信資料館’でスゴ六運用者にインタビューしていた記事があり(↓)、
http://www.toushin.com/interview/int78.htm

(抜粋)

Q.運用は完全法ですか。

A.国内株式は準完全法、内外債券は層化抽出法、外国株式は最適化法(1100銘柄超保有)、J-REIT、G-REITは完全法です。G-REIT、J-REITにつきましては、設定当初はお客様からのお預かりする運用資産規模が小さくても、当社グル−プが自己資金を投入して運用を行ないますので、REIT部分についても運用費用が割高になってしまうということもありません。

(抜粋終わり)

すご六の6本のインデックスファンドで完全法、準完全法、層化抽出法、最適化法・・・。そもそも、指数構成銘柄、1000以上を構成比率ピッタリに組み入れるのは、なかなか難しそうですから。例えば、海外債券インデックスファンド、シティー世界債券インデックスに連動するやつですが、各社の運用報告書で、比率の少ない豪ドル債券とか英ポンド債券とか抜けてたりするものありますから。

要するに、同じカテゴリーのインデックスファンドでも採用する方法によっても、発生する費用が各社、微妙に違いが出てくるんでしょうかね?

3. うさみみ
2008 09/04 (Thu)
PM 10:47

この日記といい、上記お二方のコメントといい、勉強になります。
うさみみは一度投資したら、よほどのことがない限り、対象を買えないので、勉強不足です…。

4. かえる
2008 09/04 (Thu)
PM 11:24

>Mc.Nさん
コメント有り難うございます。記事の方一部修正させて頂きました。
売買回転率≒売買高比率/2 については勘違いをしており非常に勉強になりました。

で、STAMシリーズなんですが、半年の決算で0.22になっていると思います。
マザーファンドは「住信 外国株式インデックス」なんですみしん外国株と結局一緒になるのでは?
なので、コスト等ももう少し上がるような気がするのですがどうなんでしょうか?

で、仰られる通りリターンに現れているようなのでそれで選択しても大丈夫そうですね。
まぁ〜参考になればと言う事で....

5. かえる
2008 09/04 (Thu)
PM 11:57

>Werder Bremenさん
僕にとって難しいコメント有り難うございます。
で、Mc.Nさんに少し助けて頂こうかと思います。MSCIコクサイ指数ついては各社ちょこちょこと違うようです。なんとなくですが、参考にして運用しているって感じなのでしょうか?
→ http://mcn.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/msci_cc19.html


で、シティー世界債券インデックスについては結構抜けてたりするようです。こちらも運用会社がさらになんとなくしていような記事をどなたか書かれていたのですが、失念しました....。


で、なるべく完全なるインデックス運用!
となる方も多いとは思いますが、EEM(0.75%)とVWO(0.25%)とエマージングの指数をベンチマークとしていますが、
あら不思議なんです。直近1年をみますとEEMの方が成績よさそうです。
→ http://finance.google.com/finance?chdnp=1&chdd=1&chds=1&chdv=1&chvs=Logarithmic&chdeh=0&chdet=1220558400000&chddm=98923&cmpto=AMEX:VWO&cmptzos=-18000&q=NYSE:EEM&ntsp=0

EMがベンチマーク構成の779銘柄のうち、335銘柄しか運用していないのに対し、VWOはADR(米預託証券)を含め822銘柄だそうです。
→ http://fund.jugem.jp/?eid=749
本来ならVWOが指数に連動して安いので成績はいいはずなんですが最近は揮わず.......。
投資家としてはちらが良いのか判断が分かれそうですね。(ちなみに2007年はVWOが良かったようです。)

ほんと運用はいろいろあるようで、僕の頭では何が何やらです......

6. かえる
2008 09/05 (Fri)
AM 12:04

>うさみみさん
ツっこまれる為に書いているのかも.....。
冗談はさておき、調べるのに1日も掛からないので、簡単な範囲で調べて見ただけです。
書く方が時間が掛かっていますので^^;

7. Mc.N
2008 09/05 (Fri)
AM 06:48

>> マザーファンドは「住信 外国株式インデックス」なんですみしん外国株と結局一緒になるのでは?

言われてみればそうかも =)。ざっくり調べてみたものの親子共々ほぼ同じ売買高比率に落ち着くようです。

>> なので、コスト等ももう少し上がるような気がするのですがどうなんでしょうか?

親子の費用明細は違いますからねえ。DIRの情報は色々サチッていますので運用報告書から色々悟る方が宜しいかと。

まあレベルは上がると思うんですけど、だからと言って利益が増えるわけではないという =)。時間の無駄だと割り切るもよし、単なる趣味の一環として調べぬくもよし、です。

8. かえる
2008 09/06 (Sat)
AM 12:58

>Mc.Nさん
もうこれ以上は.....突っ込んで調べる元気が〜♪ 
なんとなく傾向は掴めたので、とりあえずはコレでヨシ☆なんです。

そろそろ個別をしないと.....


             

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