かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

自身が亡くなったの手続きなどをどうするか?

ふと目に止まった日経新聞の「おひとりさまの生前契約」についてのニュースをつぶやいたところ、1000回以上もRTされることとなりました。
予想外に反響にびっくりしたのですが、自分が亡くなったあとのことを気にされている方は多いようです。

FPとしてお仕事しておりますので、相続や贈与の相談はお受けすることはあるのですが、実際亡くなられた方のお手続きのサポートについては、守備範囲ではないのでお受けしていないのが実情です。
年金受給停止の手続きや健康保険の資格喪失届、各種公共料金の解約やなどなど、かなりの手続が必要となり知識不足の私がお手伝いしてもご迷惑をお掛けするのが現状なんです...。

自治体でも取り組みが始まりつつあるようです

Twitterで教えて頂いたのですが、横須賀市では単身の低所得者の方向けに、エンディングプラン・サポート事業があるようですので、
お住いの地域の制度を確認をされておくことをおススメいたします。

www.city.yokosuka.kanagawa.jp

相続手続きの専門家にお願いをしています

ですが、行政の取り組みがない場合の方が多く、困っているお客さまに「サポートできません」なんて悲しいお答えではなく、宣伝には相続の手続きを専門されている専門家の方々「相続手続支援センター」さんをご紹介させて頂いています。

www.souzoku-hyogo.com

亡くなられた方が必ずしても近くとは限りません。
そのような場合、さらに手続をされる方々の負担が増えることになるのですが、相続手続支援センターはかなりの地域をカバーされているので、支部に連携していただけるようになっています。また費用もどこで頼まれても統一されているのも安心できるところでしょうか。

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新聞にのっていたような、生前に契約する「おひとりさまの生前契約」までの事をされてはいませんが、遺言と死後事務などを公正証書にされたりして、対応されているそうです。
各地に欲しいとのご返信などをいただきましたが、

何か気になっていること、困りごとがあれば問い合わせを、相続手続支援センターの兵庫してみて頂いても良いかと思います。 西日本の支部になっていますので、実際何かあれば、そこから各支部に連携いただけます。
その際は、尾上(おのうえ)の紹介、もしくはサイトを見たなどと仰っていただければと思います。

リーマンショックの時のSNSを思い出してみる

ちょっと相場が荒れているようで、SNSを見てみると色んな情報が飛び交っていますが、歴史的な大暴落であったリーマンショック(2008年)の時はどうだったかと言いますと、実はそんなに荒れてはいなかったんです。

f:id:kaeru_onou:20190815162102p:plainと言いますのも、2008年のデータが見つからなかったのですが、2009年はじめのTwitter利用者は、まだ20万人とかなり少なかったからだと思われます。
私自身2007年8月から(Facebookは2008年5月)使っているのですが、思い出してみると個人投資家さんのTwitterユーザーは少なかったのは覚えています。一方で投資ブログのコメント欄はどんどんと荒れていったような....。
米国発のマイクロブログサービス「Twitter」の利用者が日本でも順調に増加 | ニュースリリース | ニールセン デジタル株式会社

ですが、Twitterをやっていて結構息苦しかったのだけは記憶しております。
なぜかと言いますと、さすがにあれだけの世界規模の大暴落、企業の倒産なども相次いだ時期でしたので、投資をされていない方たちも投資のニュースをつぶやきをされていました。
タイムラインが総悲観になるのは結構つらいです。しかも投資していない、資産が減らない人たちがほとんどの中で....。

当時は今以上に単につぶやきばかり。 そして今では考えらない水準ばかり

他のかたのつぶやきを引用するのは気が引けますので、自分のつぶやきばかりですが....

他にも以下のようなビックリなニュースもあったようです

以下のような記事も書いておりました。

実際の大暴落が来てみないと分かりませんが、来た場合には、まだまだこれから積み立てようとされる人達にとってはチャンスです。 しかし引き出し始めている人たちにとっては非常に困ること、そして投資していない人たちに他人事。
一概に投資をしているといってもスタンスや状況はバラバラなので、なかなか仲良くできるものでないかと、勝手ながら心配しています。 だからこそではありますが、リスク管理は大事ではありますし、他人と競うものでもなければ、安易に他人に進めすぎるものどうかと思ったり。

そんな訳で、できれば大きな変動もなく、ゆっくりと右肩上がりの相場を期待しているこの頃でございます。

kaeru.orio.jp

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紹介!『50歳から始める!老後のお金の不安がなくなる本 / 竹川美奈子』

いつも感謝してもしきれない竹川美奈子さんより書籍を頂戴いたしました。
FPとして少しご協力させていただいておりまして、まら新たな気持ちで書籍を拝読いたしましたが、40代,50代、60代の方に取ってお役立ちとなる、大事な内容がつまった書籍だと思います。

  • 序章 知ることで不安は払拭できる
  • 第1章 公的年金は長生きリスクに備える最強の保険
  • 第2章 意外と知らない退職給付(退職金・企業年金)制度
  • 第3章 人生を通してお金をふやし、楽しく使うための「管理術」
  • 第4章 非課税制度を活用!自分でも老後資金を準備
  • 第5章 公的年金や企業年金、iDeCoの資産をどう受け取ればよいか
  • 第6章 「自分で準備」してきた分をどう引き出すか

人生後半はお金の管理、コントロールが大事な仕事と言えるかと思います。 お金を自分事とするための内容が、竹川さんらしい視点で細かいところまで分かりやすく解説されています。
竹川さんと退職前世代のセミナーについて、いろいろとお話が盛り上がるのですが、それまでに積み上げて来られた内容がしっかりと反映されているからではないでしょうか。

加入中、これまでの退職金制度をご存知ですか?

とくに第2章は企業に退職金制度がある方だけではなく、以前に退職金制度があった会社にお勤めされていた方は、読んでおいて頂きたいです。
例えば、入っていたことを忘れがちな企業年金。 年金の未請求者がH31.3月末で、117万人もおられるのです。
転職、合併、退職金制度の変更など、皆さんはより変化の時代で働かれてこられているかと思いますので、第2章を読んでチェック頂きたいと思います。
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本書を読んでFP・金融機関いらずに!

他にも、5章、6章では、なかなか相談できる場が少ない、退職金・各種年金の受け取り方法などが取り上げられています。
退職後の働き方や、生活スタイル、現在の資産など、人それぞれですので、本来は自分にあった受け取り方をことが大事なのですが、実際にはよくわからないまま、先輩方と同じような受け取り方をした。と言われる退職金。 なかなかもったいない現状のようです。

僕が言うのなんですが...。 正直多くのFPさんはあまり強く印象を受けていますので、本書を持って各所に問い合わせ、分からないところや、難しい内容のときだけ、FPや各専門、場合によって金融機関を活用するぐらいなって欲しいと思っております。

もちろん自営業・フリーランスの方に届いて欲しいです。
配偶者の方にもぜひ手に取って欲しい

主婦(夫)の方も、お勤めされてされていましたら企業年金に加入されていたかもしれませんので、その確認も大事ですし、また配偶者の退職金制度などをしっかりと調べておくことが大事ですので、サポートして頂ければと思っています。

長くなってしまいましたが、個人的にはすごく熱い内容となっている一冊ですので、ぜひ手に取って頂ければと思います!
微力ながらお手伝いできて本当に嬉しかったです。

定年前後のお金と手続きがまるごとわかる本 2019年版 /家計の総合相談センター
by カエレバ

コムジェスト主催のブロガーミーティング「個人投資家と考えるESG投資」

先日、お声がけを頂きましコムジェスト・アセットマネジメント株式会社主催のブロガーズミーティング「個人投資家と考えるESG投資」に参加してきました。
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コムジェストは、日本ではあまり馴染みのない運用会社ないかと思われます(僕はあまり存じ上げていませんでした)。
フランスを拠点にしています、株式アクティブ運用に強みを持っています。

コムジェストはどんな運用スタイル?

コムジェスト曰く、”クオリティグロース”として、独自の選定基準を設け集中型ポートフォリオを組んでいます。
以前にご紹介しました、スパークスの厳選運用に近いスタイルでしょうか。
それに加え、ESGの評価を強めに加える運用をしています。 ESG専門の担当アナリストがおられるのが特徴だと感じました。

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コムジェスト:ESG投資

個人的には、セゾン投信の資産形成の達人を通じて購入していたようです。
なかなかマニアックなので、深く調べていませんでした....。

ESG投資とは? ESG投資への誤解

テーマとなっているESG投資。 目にする機会は増えてきているかと思いますが、僕自身は深く理解はできておりません。
年金資産を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)に、説明がありましたので紹介させていただきます。

ESGは環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉です。投資するために企業の価値を測る材料として、これまではキャッシュフローや利益率などの定量的な財務情報が主に使われてきました。それに加え、非財務情報であるESG要素を考慮する投資を「ESG投資」といいます。ESGに関する要素はさまざまですが、例えば「E」は地球温暖化対策、「S」は女性従業員の活躍、「G」は取締役の構成などが挙げられます。

ESG投資に似た概念としては、社会的責任投資(SRI、Socially Responsible Investment)という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。定義の違いについては様々な説明の仕方がありますが、SRIがまずは倫理的な価値観を重視することが多いとされるのに対し、ESG投資は長期的にリスク調整後のリターンを改善する効果があるとされています。このためGPIFにとってのESG投資は、「年金事業の運営の安定に資するよう、専ら被保険者の利益のため、長期的な観点から、年金財政上必要な利回りを最低限のリスクで確保することを目標とする」というGPIFの投資原則に沿い、受託者責任を果たすことができる投資手法であると考えています。


ESG投資|年金積立金管理運用独立行政法人

とあります。
社会的に、問題解決に取り組んでいる、いわゆるESGに優れた企業へ投資とされているように思われます。
これだけ(銘柄の選び方)でしたら、いわゆるテーマ型のファンドと同じで、わざわざ高いコストを払って投資する価値は個人的にはないと感じております。

ESG投資は、企業との対話(エンゲージメント)や議決権の行使など、よりよくするために株主としても関わっていく、一歩踏み込んだ投資スタイルのだと解釈しています。(賛否はあるでしょうが、意識高い系のファンド)

そう考えた場合、実際にはESG投資ができているファンドを少ないのが現状ではないでしょうか。
一部の方ではありますが、個別株投資家さん方が、しっかりとしたEGS投資をされておられる気がしています。

ESG投資って儲かるの?に対する個人的な考え

そもそも企業に投資しているので答えはYESと思っていますが、ただしこれは、個別株への投資、テーマ型ファンド、インデックスファンドに対しても同じ回答します。
インデックスファンドに対しては?に対しても、有効だと思っています。 これはバリュー投資や中小型株投資への回答に対しての回答と同じでなんですが、ただし有効は期間は分からないし、見極めることはできないと思っています。

ですが、将来に期待して長く付き合っていくには、良いスタイル、こんごより大事な投資への関わり方になっていく思っています。
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まとめ的なもの

大阪への最終電車があったので先にお暇させて頂いたのですが、まだまだ個人へは浸透していないように感じています。
相談の現場でも聞いたことがありません。 一方で社会的投資と言えば、ソーシャルレンディングやクラウドファンディング。そちらに投資をされている相談者さんはおられましたので、ESG投資が広がっていくことを期待したいところでしょうか。

そしてその期待に応えてくださる企業やサービスが増える、強みを生かすことリターンにいつか返ってくるとしたら、もっと知って欲しい投資スタイルと改めて思いました。
個人的には、しっかりと銘柄選びとしても参考にさせて頂こうと思った楽しい時間でした。

関連サイト
コムジェスト・アセットマネジメント株式会社
ESG要因(要素)は「未」財務情報! at #コムジェスト・アセットマネジメント|renny|note
コムジェストのブロガーズミーティング「個人投資家と考えるESG投資」 - セルフ・リライアンスという生き方
月16万の都会暮らし資産運用記 コムジェストのブロガーズミーティングに御呼ばれしました

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2019年6月末 運用状況

6月はお仕事が急にバタバタしておりました。 理由は突如脚光をあびた「年金問題、老後2000万円問題」でございました。
会社のほうに取材の話が入ったりと対応に追われ、企業内のセミナーの運営の打ち合わせでは、急遽話を盛り込んで欲しいなど、影響を受けておりました。
実際の相談業務の方はと言いますと、メディアであおられているような「相談者が増えた!」ほどではございません。(うちの会社のマーケティング力不足だけなのかも)
政府のすたんすにちょっとがっかりな印象も感じておりますが、お金について考えて頂けるキッカケとして、個人的には頑張っていきたいと思っております。

 

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2019/6 運用状況
  先月末 今月末 前月比 年初来 2009年来
かえる資産     4.72% 62.67%
(3.13%)
 
TOPIX 1512.28 1551.14 2.57% 3/82%  
TOPIX :積立         52.10%
先進国:積立         85.70%
日経平均 20601.20 21275.92 3.28% 6.30%  
マザーズ 904.19 894.45 -1.08% 10.11%  
S&P500 2788.86 2924.92 4.88% 17.52%  
EAFE 63.98 65.36 2.16% 11.96%  
EEM 40.57 42.85 5.62% 10.24%  

買い:大同メタル工業、アドテックプラズマテクノ、積立投資継続中
売り:なし
上位5銘柄:
パラカ、アドテックプラズマテクノ、ニチリン、大同メタル工業、トレックス・セミコンダクター(順不同)

週刊ダイヤモンド2019年6月15日号「保険特集」に協力!

たまにはFPとしてもお仕事を....。

FPや保険業界の方が楽しみにされている、週刊ダイヤモンドの保険特集。特集のなかで生命保険の分野別ランキングがあるのですが、そちらにFPの一人として協力させていただきました。

親しくさせて頂いているFPさんからの紹介で、はじめて協力させていただいたのですが、良いと思えるものがない分野については、「ないです!」と率直な気持ちを書かせて頂いたのですが、取り上げられはいませんでした.... 

週刊ダイヤモンド 2019年 6/15号 [雑誌] (保険 どうなる節税 どうする見直し)

週刊ダイヤモンド 2019年 6/15号 [雑誌] (保険 どうなる節税 どうする見直し)

 

FPとして、色んな形で情報を提供できるよう、これからも頑張ってまいりたいと思います。

 

個人型確定拠出年金の途中経過(たぶん124カ月目)

もちろんiDeCoの成績も軟調でございます

またまた久しぶりに、iDeCo(個人型確定拠出年金)をチェックしてみました。
約240万の拠出(管理手数料など控除後)にたいして約355万円という状況でございます。 株式市場の軟調な相場がiDeCoの方にも出ております。 あくまで途投資元本を増やしていきつつ、所得控除を得ていく、シンプルな作戦を継続していきたいと思います。
※以前に鹿児島銀行からSBI証券に移換しておりますので、拠出額が正しく出ておりません。

 

最近は、企業型確定拠出年金関係のお仕事もさせて頂いているのですが、まだまだ仕組みを理解されていないと感じるこのごろでございます。
大事な制度(羨ましい制度)ですので、しっかっりと活用して育てて欲しいとおもいます。

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iDeCoの成績

 

人生100年時代の年金戦略

人生100年時代の年金戦略