かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

2020年7月末 運用状況

なかなかお恥ずかしい成績、指数に対して負けが続いております。 さらに、追加投資がなかなかできない状態に”もやもや”が続いております。
安くなっている時期に、追加投資ができるとより良いのですが、出来ないのはなかなかもどかしいです。
であれは、良い銘柄探し、良い投信探しもできず、さらにさらに”もやもや”。 投資している企業はこのコロナで不安定な状況でも頑張っていると思いますので、僕もまずは課題などクリアしていきたいと思います。

今は我慢の時、まだまだ投資人生は長いので!

2020/7 運用状況
  先月末 今月末 前月比 年初来
かえる資産     -5.93% -14.23%
TOPIX 1558.77 1496.06 -4.02% -13.09%
マザーズ 1012.11 958.23 -5.32% 6.77%
S&P500 3053.24 3246.22 6.32% 0.19%
EAFE 60.98 63.40 3.97% -8.96%
EEM 40.12 43.59 8.65% -3.28%

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買い:アイリックコーポレーション、積立投資継続中
売り:なし
上位5銘柄:
エーアイテイー、オーウイル、ニチリン、Casa、クミアイ化学(順不同)

FUNDINNOを通じアステラ・メディカルに出資しました

6月にクラウドファンディング、FUNDINNOを通じて初の出資をいたしました。

kaeru.orio.jp

そんなに早く投資するつもりはなかったのですが、気になる案件があったので、出資をしてみました。
乳がん手術後の後遺症である「リンパ浮腫」に悩む女性たちに向けた医療用弾性着衣の開発に向けての出資です。 この企画で初めて知ったのですが「リンパ浮腫」は場合によってはかなりの後遺症に悩まされるようですね。

fundinno.com

浮腫を抑えるためのサポーターみたいなものを、靴下・ストッキングで有名な「福助」とタッグ。
ぜひ良いものを開発して症状に悩まされている方の気持ちを和らげてほしいと期待しています!

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今回もエンジェル税制(ベンチャー企業への投資・出資に関する優遇税制)があるという事でしたので助かっております。
これは投資なのかなんなのか悩ましいところではありますが、これからも世の中の困りごとを解消に取り組んでいる企業に出資・投資をしていきたいと思います。

悩ましいです。FPやファイナンシャル・アドバイザーは多すぎるのかも

今回は、フィンウェル研究所の野尻さんが書かれた『英国のIFAは儲かっているのか』を読んで、今後の自分のお仕事(FP)について考えさせられました。

イギリスの相談はコミッション(手数料)が廃止されフィー(相談料)のみ

少し説明させていただきますと、例えば投資信託の相談と言っても売上げは必要です。 一般的にその売上げは、コミッション(購入時手数料や信託報酬の一部)か、フィー(相談料)になります。
日本では、手数料主義(回転売買や手数料の高い商品の販売)になっていないかなど注目されています。

イギリスはといいますと、2013年からIFA(Independent Financial Advisor:独立系のファインシャルアドバイザー)の報 酬体系についてコミッション方式を全廃し、相談者からのフィー方式(相談料)のみとしています。
※2007年データですと、IFA経由での金融商品が約5割と大きく占めていたそうです。

その際、多くのアドバイザーが廃業したそうです。 それから5年後(2018年)のデータを野尻さんが取り上げてくださっています。

www.finwell.co.jp

イギリスの年間のアドバイス・フィー収入は2500万円くらい

紹介の記事を読んで頂きたいのですが、イギリスアドバイザーの収入は2500万円ぐらいだそうです。 ここから諸費用が掛かり、税金、法人税は20%、所得税の最高税率は45%のようですので、そこまで大きく日本と変わりはなそうです。
これですと、日本でも1人あたり2500万円の売上げがあれば、やっていけそうな印象を受けませんでしょうか。
そこで、ざっくりと比較して見ることにしてみました。

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ご覧ただくと、。なんと比較しやすいことでしょう! 【総人口】【15歳以上の人口】【金融資産】などなど、日本はすべてイギリスの2倍程度の数字となっております。
単純平均ではありますが、1人当たりの資産は約1700万円とほんと比較しやすい数字ですね。

イギリスと日本の金融資産を、少し強引ですがアドバイザー人数で割ってみたいと思います。
アドバイザー数は、生命保険協会から営業職員の人数、日本証券業協会から外務員の登録数、FP協会からCFP,AFPの認定者数から抜き出してみました。

複数の登録をしている方がおられると思いますので、個々の業界で見たとしても、日本のアドバイザーと呼ばれる方は、ちょっと多すぎる印象をうけますがいかがでしょうか。
しかもこれに加え、いずれに登録していないアドバイザーもいるわけです。
日本の金融資産の大きさ、日本の金融資産は1900兆円、しかも現預金が50%を占めているといわれています。金融業界にとっては大きな市場と言えるかもしれませんが、アドバイザーが生き残っていくのはこれから、もっと大変になっていくのかもしれません。

個人型確定拠出年金の途中経過(2020年6月)

前回の報告より3か月経過したので iDeCo(個人型確定拠出年金)をチェックしてみました。
約264万円の拠出(管理手数料など控除前)にたいして約430万円。前回の報告が360万円でしたので、かなり戻してきましたね。 びっくりなリバウンドでございます。

制度を利用されている方に耳寄りなニュースががございます。 先日、iDeCo(個人型確定拠出年金)やDC(企業型確定拠出年金)の改正法が成立いたしました。 2022年から、より制度が使いやすくなります。

まだ中身を精査しきれていないので勉強中でございます。 制度を活用する人としない人の差がますます広がりそうで心配でございます。
多くの方に活用いただけるよう、発信も頑張ってまいります!

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iDeCoはSBI証券を利用しています

search.sisec.co.jp

 

2020年6月末 運用状況

3月の暴落、あれはなんだったんでしょうか。 なかったような感じになってびっくりしております。
びっくりしたのですが、ある程度戻ったことでホッとしています。

さて6月、もう半年が終わってしまったんですね。 その事実に驚愕しております。
6月は投資よりも、今さらながらですが、自己投資の月だったような気がします。 まだまだ仕事も情勢も、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のせいで落ち着きませんが、新しい方法をしっかりと考えていきたいと思います。

2020/6 運用状況
  先月末 今月末 前月比 年初来
かえる資産     1.63% -8.83%
TOPIX 1563.67 1558.77 -0.31% -9.45%
マザーズ 982.43 1012.11 3.02% 12.77%
S&P500 3029.73 3053.24 0.78% -5.76%
EAFE 59.85 60.98 1.89% -12.44%
EEM 37.09 40.12 8.17% -10.98%
 

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買い:なし、積立投資継続中
売り:ウェルビー(一部)、クミアイ化学(一部)、トレックス・セミコンダクター(一部)
上位5銘柄:
エーアイテイー、オーウイル、ニチリン、Casa、クミアイ化学(順不同)

FUNDINNOを通じエンジェル税制を使いつつ初めての出資

株式投資型クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、不特定多数の人がインターネット経由で、趣旨に賛同した人から資金を集める方法になります。

fundinno.com

クラウドファンディングにも色々とタイプがあるのですが、今回は株式投資型のクラウドファンディングを通じて出資をしてみました。
株式投資型の多くは、リターンとして「資金提供先の企業の株式」を受け取るタイプになります。
そもそもですが、クラウドファンディングは、さまざまはリスクがあります。

ipomechanic.com

畜産と農業をITの⼒でアップデート!儲かる”畜産”の仕組みを創る「コーンテック」

農業・漁業・林業、畜産業などに興味があります。 生活に密着していますしね。
ただ自分では、なかなかそのような仕事はできないので、このような機会を使って応援していきたいと思っています。

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もちろん、応援&株式としてリターンに(少しだけ)期待していますが、後押ししてくれたのが、エンジェル税制です。
エンジェル税制とは、ベンチャー企業への投資をサポートしてくれる制度で、一定の金額を所得などから控除してくれる制度です。 少しふるさと納税に近いイメージです。

投資をしながら節税をできるのが、個人的には大きいポイントですね。
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投資で抑えたいのは『コストと税金』。 なかなか税金を抑える手段はないのですが、個人的にはピッタリな制度ですので、活用していきたいと思っています。
今回の投資は、気の長くなりそうな感じですが、将来に期待したいと思います。

日経ヴェリタス6月21日,28日号に取材が掲載されました

www.nikkei.com

r.nikkei.com

具体的な金額は出していないのですが投資のキッカケなど、なかなか恥ずかしい内容まで掲載いただきました。 顔まででちゃっているので、より一層悪いことができなくなりました。
あとは成績までついてきているとカッコいいのでしょうが、そんなに順調ではございません。

自分の強みを打ち出せずにモヤモヤもしております。
個別株、もしくは投資信託。どちらかに絞るほうが、専門を打ち出すことができ、FPとしてもブログとしても、もしかすると成績も良いのかもしれませんが、併用でこれからも続けていきたいと思います。
投資は他人との戦いではなく自分との戦い。 よく考えるこの頃です。

最後にこぼれ話。 一点、取材いただいた井口記者にわがまま言って「すごい経営者や企業に投資できるというのが投資の良さでもあります。」を入れていただきました。
日本株、米国株、インデックスファンドにアクティブファンド、いろんな考え方はあるかと思いますが、ここだけは大事な共通項だと思っています。みなさま、これからもお手柔らかにお願いいたします。