かえるの気長な生活日記。

FP会社勤務のへっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。

相関係数とリターンやら(2007年版)

あまりポートフォリオの期待収益率などの数字をいじることはないのですが、年金積立金管理運用独立行政法人が採用している、期待収益率標準偏差や各資産の相関係数の値期待収益率を使うか、相関係数とリターンの数字を使っていました。

年金積立金管理運用独立行政法人が、毎年基本ポートフォリオの数字を見直しているようで、1973年〜2006年(以前は2003年までの数値)で、書く値を見直していましたので、おさらいしておきたいと思います。
 資料5 基本ポートフォリオの検証について

期待リターンと標準偏差 (2006年版)
 期待収益率標準偏差(リスク)
国内債券3.0%5.45%
国内株式4.8%22.25%
外国債券3.5%13.44%
外国株式5.0%19.85%
短期資産2.0%3.71%

ただ注意しなければいけないと思われる部分があります。期待収益率の内訳を書いておきたいと思います。

  • 短期資産 (2.0%) : 実質短期金利 1.0%+CPI上昇率 1.0%
  • 国内債券 (3.0%) : 実質長期金利 2.0%+CPI上昇率 1.0%
  • 国内株式 (4.8%) : 実質リターン 3.8%+CPI上昇率 1.0%
  • 外国債券 (3.5%) : 実質短期金利 1.0%+現地ベースのリスクプレミアム 1.5%+CPI上昇率 1.0%
  • 外国株式 (5.0%) : 実質短期金利 1.0%+現地ベースのリスクプレミアム 3.0%+CPI上昇率 1.0%

CPI上昇率は、長期的な物価の上昇率(1983年〜2002年)になります。
これを考慮しなければ、日本の株式の期待リターンは3.8%となります。
非常に低い想定ですよね・・・・・。というか、今年は3.8%を投資目標にしましょうか。

外国株式の過去の実績では、リスクプレミアム(現地通貨建てのベンチマークリターン−短期金利)では、6%程度となっていますが、3%程度は株価の割高になった事に拠るものとして3%を使っています。

以前に比べ数字が非常に低くなっているように思われます。
この数字を使い年金のリターンを想定するわけです。なので過度なリターンを想定されるより良いのかもしれませんね・・・・
みなさんは、どう思います・・・・か?

相関係数 (2006年版)
 国内債券国内株式外国債券外国株式短期資産
国内債券1.00    
国内株式0.151.00   
外国債券-0.06-0.261.00  
外国株式-0.050.270.551.00 
短期資産0.45-0.01-0.05-0.121.00

相関係数については、ほとんど変わっていないようです。

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