さて、前回の続きですが、インデックス投資で思うこと (1)
脳内デイトレしていませんか?
で、ここで"まめさ"に注意です。
年率6%を期待しながら、株価をまめにチェックする事。よーするに脳内デイトレをやってしまい、しんどい相場をさらにしんどく感じているような気がします。
期待通り6%のリターンが達成されたとして、ほったらかしのAさんと、まめなBさんを見てみます、
1年に一回しか株価を見ないAさんは、今年は達成できたんだーと始めて知り、一方のBさんは、上がって嬉しい日を250日、下がってしんどい100日ぐらい過ごしたのでしょうか。 たまにはしんどい日もありましたが、上がって良かったです。
じゃ〜今年は約−20%ぐらいの損失とすれば、Aさんは倒れるぐらいの衝撃を受けるかも知れません。 ただ、パニックは時間が経つにつれて消化され、また6%の期待をする日々に戻ると思います。
Bさんはと言いますと、300日は「上がれ!」と言う日々ではないでしょうか。僕はまさにそんな感じかもです(笑) 特にこう言った相場ですと、良いニュースが出ないかと願う事い、少し戻しては一喜一憂・・・・。 そんな事になっていないでしょうか。
なんとなくですが、これってトレーダーの心境に似ているような気がしませんか? 買ったら売りたいので「上がれ!」って思う訳ですよね。
で、それって投資っていえる心境なのでしょうか?
インデックス投資と言っても、レバレッジ掛けて指数を買うのも、売ったり買ったりするのも、長期に渡ってBuy&Holdするのもインデックス投資だと思いますが、Buy&Holdと言った長期投資となるとインデックス投資は非常にコストパフォーマンスに優れた手法だと思っています。
個別投資をやっていますが、やっぱり難しいと思います。 ただ、日本株の場合、僕の精神的には個別投資が向いているようです。
ですが、株価が上がったり下がったりする確率は1日でみますと約50%ですよね。 その半分に掛けた投資の日々となれば、いくら「Buy&Hold」と言っても、それはギャンブルになっているのかなーと思っています。 願って、願っては投資ではなく投機なのかなーと感じています。
インデックスファンドって投資信託ですよね。 投資を信じて託すんですから、インデックス投資の有効性を生かして欲しいと思います。
しんどいなら見なければ?
で、単に塩漬けし情報を待っているだけの状態ならどっちがしんどいかな〜と考えますと、なんとなくですがインデックス投資家さんのような気がします。
よーするに大きな企業のニュース、政治、世界情勢と何もかもが株価影響してきます。気にしようと思えばいくらでも気になる情報なると思いますし、僕の場合ですと割高かどうかが自分で判断できないので、さらに不安が大きくなると思います。
その点、個別は企業やセクターの話題になると思いますので、幾分かはましかと思います。
ですが、しんどい事に変わりはないですよね?
バフェットも「市場が5年閉鎖されても問題ない企業を買っている。」と言っていました。 やっぱり期待しているリターンがあるからですよね。
インデックス投資であっても当たりはずれの年がありますが、投資するならそこを信じて投資なんだと思います。
そう言えば、カンさん(晋陽FP)もセミナーでも、ほったらかしをして一生懸命に働こうっても習いました。
そんな訳で、のんびり投資しませんか?