自分自身あまり整理出来ていませんので、色々と書き直したりするかと思いますが、お許しください。
僕自身、少年側に感情が寄っている所があります。父親やその家族に対して少しきつい見方をしている部分もありますので、その点は失礼に当たるかも知れませんが、自分なりに書きたいと思っています。
奈良家族3人放火殺人事件の少年の供述が多く引用された本になります。
この本を図書館で借りることができました。地域によっては貸出しが禁止になっている図書館もありますし、現在は販売されていませんので、読むことは非常に難しいと思います。
語られることがなかった少年の供述調書、少年の声を読んで見たかったのです。
子供と向き合うのに何か非常に大事な物が、少年の言葉の中にあるのではないかと思っていました。
どこまで信用していいのか判りませんが、当時の報道のイメージとは大きくかけ離れていました。
当時のイメージとしては、医師になって欲しいプレッシャーから解放されたくての放火だと感じていました。
安易な気持ちというか逃げたいと言う短絡的な行動と思っていました。
勉強部屋を「ICU」と呼んでいたとかの記憶がありますので。
ですが、実際は違っていたようです。
目次
- 本の内容はあまり書いては行けないと思うので、目次から色々と察して頂ければと思います。
- 序 章 逮捕/焼け落ちた絆
- 第1章 計画/殺害カレンダー
- 第2章 離婚/学歴コンプレックス
- 第3章 神童/飛び級と算数オリンピック
- 第4章 家出/継母が打ち明けた苦悩
- 第5章 破綻/カンニング
- 第6章 決行/6月20日、保護者会当日
- 第7章 逃亡/ひたすら北へ
- 第8章 葛藤/娘を殺した「孫」との面会
- 第9章 鑑定/少年が抱えていた「傷害」
- 終 章 慕情/裁判所で流した涙