嬉しいことに、著者の小屋洋一さんから、本を頂きました♪
まず、『親のスネをかじりなさい!』とびっくりするようなタイトルが付いていますが、共感できるところが多い本でした。
さすが相談をされてきたFPさんらしい考え方だと感じました(えらそうな事を新米FPが言ってすいません・・・・)。
と言いますのは、僕も資産形成についてお話をさせていただきますが、その中で「親との話合い」をあげさせていただいています。
自分が資産形成をスタート!、頑張ろうと思っていても、「親御さんを金銭面サポート」っていう事が出て来るかもしれません。 そうなると、投資どころではないかもしれません。
我が家も父親と現状について、簡単ではありますが話し合いをし、まぁー大丈夫だよね。って話におちつきました(葬式はせんでいい!や墓はいらん!などなど持論もいただきました...)。
本ではそこをより具体的に、2世代マネープランニングをすすめておられました。
2世代で考えることによって、コストを削減する項目が見つかるしれませんし、資産運用に活かせる費用を捻出できるかもしれません。
キャッシュフローとバランスシートを強固にする。 こういったことは企業でも、合併や提携などをして同じようなことをしています。
突然、相続でお金がボン!ではなく、ほんと「話し合いは大事だよね。」を考えさせられました。
お金のことを考えるのは、早くても良いんですよね。
ただ、あまり親に投資の相談しちゃだめですよね(汗
特に金利の違いは大きいと思います。 預金で置いていても簡単に増えていく時代を経験しているからかもしれませんが、上の世代の方とお話しさせて感じるのは、預金ちゃんとしてるから「投資は短期でも」、「貯蓄性の保険への過度な期待感」と言ったことを感じます。
僕の親も投資には偏見を持っています・・・。
ですが、投資に関しては一つの方法として、地味かもしれませんが「長期・分散・低コスト」という方法で、自分たちが親をリードする必要もあるのかなーと感じています。
ただし、本書では投資に関するところは、最低限の知識が書かれているだけですので、しっかりといい本を読んでスタートして頂ければと思いました!
ほんと、色々と気づきが多い本でした。