かえるの気長な生活日記。

FP会社勤務のへっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。

最近読んだ本のメモ (1)

一部の人の声を聞いてみますと、「分散投資は通じない。」とか「金融工学は結局は役にたたない。」と言った声を聞きます。
僕としては、両方ともこれからも役に立つと思っています。しろーと目線でですよ!
で、最近読んだ2冊にそれらしい事が書かれていたので、メモメモ

■ 中原圭介さん:サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方amazon

によりますと、サブプライムの崩壊で判るように分散投資や金融工学は役にたっていない。
だから、経済予測力を磨いて、低成長時代に移行したけれども、株式 ⇔ 現金と言った運用をして行こう。と言った感じなのです。

なんだかんだ言ってアメリカが経済の中心。そのアメリカが立ち直らないと本格的な経済の復興はない。株式 ⇔ 現金をしていくには、アメリカの中古住宅や雇用統計チェック、そして日本のQUICK短観などみて、売買して利益を積み重ねていく。

素人考えですが、住宅バブルが崩壊して需給がおかしくなっている指標って使えるのでしょうか? 使えないような・・・。そうなると雇用統計だけ?
景気と株価は連動しているとは思いますが、毎回あてはまる訳ではないと思いますし、なんとなく決算短信なんかあてにならない(粉飾ばかり!)から、シェアが大きい企業を景気に連動して買って売ってをしろって言われている感じ・・・・。
本に書かれている事は過去の事なので納得がいく事が多いんですが、これで投資しようと思うのはちょっと危ないと感じました。この本を良い評価されている方(Amazonで多いww)は未来ではなく過去を重視しているのかな・・・。 もっと先を見ていきたいと思うこの頃です。

■ 野口悠紀雄さん:世界経済危機 日本の罪と罰amazon

によりますと、分散投資で回避できるのは全てではない、回避できないリスクもある。や、ファイナンス理論や金融工学がちゃんと利用されなかったのに問題がある。と、書いてました。サブプライム問題などはそうなんでしょうね。ちゃんと格付けや照査などをしていれば、ここまで大きな問題(バブル)にはならなかったような気がします。
分散投資に対しても、「市場リスク」については避けるのが難しいとあります。この市場リスクは全ての人に同じ影響を与えるので・・・。
金利や景気などが当てはまるようです。 一つを見るだけでなく繋がっている事が多いから注意してみなさいって言う感じのようです。

決算を粉飾する所がたまにあるけども、全部が悪いわけではないので、なるべくさける努力して行くのが大事。
と言うような印象を受けました。

 

あと、もう一つ中原さんの著書でがっかりした点が、最後の方の5章で手数料が安いネット証券を使うだとか、手数料3%、信託報酬2%のファンドは、うんたらかんたらと・・・。なので安いファンド選ぶべき。 それだけですか?。
ページ数稼ぎの様にも見えますし、ちょっと「経済予測力」はどこ行ったんでしょうか・・・・。
そう言う事って前作の資産運用編で書くべきですよね・・・(汗)  どうもしまりが悪い。

一方の野口さんは、リスク云々の話をして、個別株で特有のリスクを負わなくても避ける投資、日本だけというのではなく、世界に分散投資する事も大事として、投資信託をあげられていました。投資信託でもインデックスファンドがオススメしたいと、さらっと押さえてくれています。
こちらも、最後の方で書かれているんですが、印象が違いました。

最後に
危機は起業のチャンスと書かれていました。 なんか、日本人を最初から最後まで応援してるような本でした。

で、お二方とも「日本人は経済やお金に弱いところがあるので、そう言った力を付けていくことが大きなプラスになる。」のような事を書いていました。
僕もそう言った所がよわいので少しずつ勉強して行きたいと思います。