かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

貴金属のETFがややこしい

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さて、大証さんのちょっと変わったETF(WTI原油先物のETF)に続き、東証さんもなかなか変わった国内ETFを出してきてくれました・・・・。

東証 : 8月24日、貴金属の価格に連動する5種類のETFが上場します
と、ありました。 今回もちょっとややこしいので、判る範囲を紹介してみたいと思います。

  • 1672 : ETFS金上場投信(金ETF)
    連動指数 : ロンドン地金市場協会(LBMA)の規格にもとづく金地金
    信託報酬 : 0.39%
  • 1673 : ETFS銀上場投信(銀ETF)
    連動指数 : ロンドン地金市場協会(LBMA)の規格にもとづく銀地金
    信託報酬 : 0.49%
  • 1674 : ETFS白金上場投信(プラチナETF)
    連動指数 : ロンドン白金・パラジウム市場(LPPM)の規格にもとづくプラチナ地金
    信託報酬 : 0.49%
  • 1675 : ETFSパラジウム上場投信(パラジウムETF)
    連動指数 : ロンドン白金・パラジウム市場(LPPM)の規格にもとづくパラジウム地金
    信託報酬 : 0.49%
  • 1676 : ETFS貴金属バスケット上場投信(貴金属バスケットETF)
    連動指数 : ロンドン白金・パラジウム市場(LPPM)およびロンドン地金市場協会(LBMA)の規格にもとづく貴金属地金
    信託報酬 : 約0.43%

WTI(原油)のETFと同じく今回も現物ではなく、債券に投資するタイプのETFのようです。
やっぱり、意味がわかんないですよ・・・・。 もっとメリット、デメリットを説明して欲しいです。
ただ、現物の地金の裏付けはあるようです。 でも、仕組み上は現物に交換できないようでそ(汗)

 

ただ、変わっている点としては、

世界指標となっているロンドンの貴金属相場に連動する外国債券に投資する形をとるため、個人投資家については売却益が非課税となる。非課税扱いのETFは今回が初めて。 貴金属ETF:売却益非課税、英大手上場へ − 毎日jp(毎日新聞)
ETFセキュリティーズの貴金属ETFは、投資信託法第220条の「外国投資法人の発行する投資法人債券に類する証券」に該当し、株式投資信託等と課税上の取扱いが異なるため、特定口座の対象外となりますのでご留意ください。詳細は、ETFセキュリティーズのホームページをご参照いただくとともに、ETFセキュリティーズまでお問い合わせください。 東証 : ETFスクエア

と、売却益非課税となるそうですが、特定口座には入れる事はできない・・・・。
お得な面もありますが、手間が増えますよ!と言うことでしょうか。 ただ、海外ETFで、こういったコモディティのETFを購入しようと思っていた方には、随分と手間が省けるような・・・・。