前回の続きです。
長くなってしまい申し訳ありません・・・・。
続きの前に、外国債券がいるかどうかについて、水瀬さんの外国債券クラスを組み込むべきかどうかの内容とコメントが、非常に参考になります。
さて、続きです。
で、僕なりの答えは、先ほどの相関係数の表を見ていましたら、答えが出ていました。
答えは、「あった方が良い人」と、「なくても良い人」と言う答えがでました。
資産を組み合わせるなら、マイナスの関係であるほうが良いことは確かです。いつも同じ方向を動いているのであれば、分散できているとは言えませんので、その視点から考えれば良いのではないでしょうか?
外国債券は、日本株が多い人には必要で、日本株が少ない人には不要
ちょっと言い切ってしまいましたが、そんな感じではないのでしょうか。
外国株と外国債券は相関関係が0.55と高いので、あまりオススメではないようです。 両方の資産を合わせた比率が高いのは、一方方向の動きをするかもしれないのでちょっと危険かもと言うことですね。
しかし、日本株との関係は−0.26と、なかなかのマイナスで相性の良さを発揮しています。 これは合わせてあげなきゃいけません。
そして、短期資産(現金)と相性が良いのは、外国株と外国債券です。ただ、外国株と外国債券は、相関性が高いので一緒にいれる意味はありません。そうしますと、外国債券よりリターンの高い外国株を選択して、現金と組み合わせるのが良さそうです。 おおーこれは、(1)の最初に書きましたバーンスタインの考えに当てはまっていますね。
なんとも、不思議なことになってしまいましたが、これが僕の答えになりました。
という感じで、日本株の対応を考えてから、外国債券の対応を考えれば良いのではないでしょうか。
最後にちょっとだけ続きます・・・。
外国債券があってもいい人、なくてもいい人 (3)