かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

個人年金について少し考える。(1)

アフィリエイト広告を利用しています

年金が不安視されていますが、個人年金て果たしてどうなんでしょうか

そこで少し前の自分の資料があったので実際にどうなるか計算してみたいと思います。
ちゃんと投資商品として見る事ができるかを自分なり考えて見ます。

内容は、月々11,200円払いますと、65歳(40年払込)700万円貰える契約となっています。
総額は11,200×12ヶ月×40年=537,6万円の払い込みになります。
平均利回りに戻しますと、1.3%程度になります。

※エクセルでの書式ですが、
+RATE( 40 , -11200*12 , 0 , 7,000,000 )
+RATE( 期間 , 積立額 , 当初 , 目標額 ) で、求める事ができます。

こうしてみますと、非常に割りの合わない商品なんですが、

税制でのメリット

があるので整理して行きたいと思います。

個人年金は申告すれば、所得税・住民税の控除が受け取れるようになっています。
下記の表1、表2になります。


表1 所得税の控除額
1年間に払い込まれた
保険料総額
生命保険料控除額
25,000円以下(年間払込保険料総額)
25,001円以上
50,000円以下
(払込総額)×1/2
+12,500円
50,001円以上
100,000円以下
(払込総額)×1/4
+25,000円
100,001円以上(一律50,000円)
表2 住民税の控除額
1年間に払い込まれた
保険料総額
生命保険料控除額
15,000円以下(年間払込保険料総額)
15,001円以上
40,000円以下
(払込総額)×1/2
+7,500円
40,001円以上
70,000円以下
(払込総額)×1/4
+17,500円
70,001円以上(一律35,000円)

これを課税所得にあてはめて計算してみまと、表3のように税金が安く(年末調整時に還付される)なります。

そんな訳で次回に続けたいと思います。
個人年金について少し考える。(2)