かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

今度はバンクローンファンドを流行らせたいようで

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NISAで手数料無料のノーロード、1年決算のファンドが注目を浴びましたが、一方で設定が目立つファンドとして、バンクローンに投資するファンドが増えてきています。
これまで社債の中でも、元本割れが発生する可能性が高い分、利回りを高く設定されている債券、いわゆるハイ・イールド債券に投資するファンドが多かったですが、これに代わって新しい設定が増えているようです。

海外企業のローン債権(バンクローン)をまとめて投資信託の形に仕立てた金融商品に日本の個人マネーが流入している。2013年の1年間で本数は58本と54本増え、純資産残高も23倍の2366億円に膨らんだ。世界経済の改善期待から金利上昇(債券価格は下落)懸念が高まる中で、変動金利である点が人気を集めており、一段と市場規模が拡大しそうだ。

 バンクローンとは銀行が企業に対し実行した融資のうち、元本返済や利子受け取りの権利を市場で自由に売買できるよう流動化したもの。日本では借り手企業が債権を譲渡されることを嫌うため流通市場がないが、米国では一般的で流通市場の規模は約7000億ドル(約73兆円)とされる。

 バンクローンを日本の個人投資家向けに仕立てた「バンクローン投信」の残高は13年初には100億円程度だったが、春以降参入する運用会社が相次いだ。いつでも購入できる投信で最大なのが三菱UFJ投信の「米国バンクローンファンド 通貨選択シリーズ」。米ドル建てやブラジルレアル建てなど7通貨を選択できる。円安も追い風となり、残高は足もとで600億円を超えた。

海外ローン投信、個人資金が流入 13年の純資産残高23倍  :日本経済新聞

ふれこみとしては、利回りが高い・変動金利・返済順位が比較的高い、と言うことのようです。
さらにリスクを取る形で、これまでによく毎月分配型のファンドと同じように、高金利通貨と合わせたタイプも設定されています。
ちなみに、だいたい償還が5年・10年で設定されているようですので、ここでも注意が必要でしょうか。

なかなか長期投資型のファンドが根付かないようで...。