さて、ゼロ金利が解除され、銘柄の判断の一項目に有利子負債も注目されるようになってきているようです。
多いと困る有利子負債ですが、財務諸表を見ても記載されていません。
いちいち計算しないと出てこないんです・・・・・。なので会社四季報を頼りにしています(汗)
有利子負債とは、
利息をつけて償還しなければならない負債
のことをいいます。どういったものが負債になるかを簡単にまとめますと、
・ワラント債、転換社債、普通社債
・短期借入金、長期借入金
・短期借入金、長期借入金
を、合計したものが有利子負債と呼ばれています。
個人でも、ローンやリボ払いが少ない程、結果的には現金は残りますよね。
企業でも同じように、負債が多くなると利息が負担になってきますので、企業の成長を妨げる要因の一つにもなってきます。
これからは預金金利も貸出金利もゆっくりとですが上昇していくはずです。そうなりますと今度は逆に企業の業績や成長力にプラスになってきます。
なので、投資対象銘柄もできれば、キャッシュリッチ企業(借金0で余剰金が多い会社)を選びたい物です。
業績が一定の企業であれば、キャッシュが大きければ利息の成長の一部になるのではないでしょうか。
ですが、成長企業をみてみますと、有利子負債を抱えている企業が多いと思います。
設備投資や規模を大きくするため、攻めの経営をしている可能性も有る訳で、有利子負債が多くても
ダメな企業という訳ではないので、総合的な判断が必要です。
財務をみても企業の価値が全然判らない・・・・・。ゆっくりですが頑張っていきます!