あくまで個人的な考えではありますが、相談で感じたことや目についた記事などからアクティブファンドへの投資で気をつけてほしい事を簡単にまとめておきたいと思います。
リターンは要チェック!
全てのアクティブファンドがリターン重視ではありませんが、リターンを積極的に狙っていくファンドの場合は大事なポイントになります。
短期間のパフォーマンスだけで判断するべきではありませんが、ベンチマーク・類似ファンドに何年も負けているファンドは見直すのも一つだと思います。
※ファンドの成績が悪いからといって投資自体を止めるのはもっとNGです。
アクティブファンドも変化していくファンド
大きな理由と上がるとすれば、『変化』でしょうか。
インデックスファンドは、時価総額やルールなどによって日々変化していくファンドです。 アクティブファンドも変わっていく必要があるかと思いますが、その変化に納得できないのであれば、見直す時ではないでしょうか。
僕もいわゆる"独立系投信"に投資をしていますが、投資した当初の気持ちがずっと続いていくとも限りません。
長期投資(バイ・アンド・ホールド)だからと言って、無理をして付き合う必要はないかと思います。
約款では海外株や国内外の債券にも投資可能だったが、1999年8月の設定から一貫して日本株のみで運用してきたさわかみファンドは今年3月に初めて海外株を組み入れた。 さわかみファンド、初の海外株運用 草刈CIOに聞く :日本経済新聞
- ひふみ投信
ひふみプラス販売開始(証券会社などで間接販売)、ISホールディングスの子会社化など - JPMザ・ジャパン(旧:JFザ・ジャパン)
○村証券にも版を広げ一気に資金流入、申込みの一時停止となったことも - 結い2101
非上場資産の組み入れ
ポートフォリオ理論を考慮しての国際分散投資には不向き
各資産とのこれまで相関係数を算出することは可能ですが、アクティブファンドがこれからも同じように運用されていくとは限りません。 ただでさえ不確実な相場に、より不確実なファンドを組み入れるのは正しくないと思います。
投資家が、投資を実行する前の段階において、分散投資効果を把握しておきたいと考えているならば、アクティブファンドは必ずしも相応しい商品とはいえない。アクティブファンドが将来どのような運用戦略を取るのかを予測し、その予想された運用戦略からどの程度の分散投資効果が得られるかを推定することは極めて困難で不正確な作業となるからである。
「資本市場の統合と国際分散投資を巡る一考察」
考え方はいろいろとあるかと思いますが参考になればと思います。
そんな訳でこれからもアクティブファンドにも期待していきたいと思っています。