自分なりに個別投資の仕方について、ちゃんと書いてなかったと思いますので書いてみようと思います。 僕の基本スタンスはバリュー投資です。
バリュー投資とは、現在の株価が割安なのか割高なのかを見きわめて、割安なら買うという方法です。
バフェットの十八番「バリュー投資」とは? |ダイヤモンド・オンライン
ただ、バリュー(割安)を見抜く力はないのですが、自分なりのバリュー投資を心がけて投資をしています。 今回はそれについて自分なりに整理してみたいと思います。
バリュー投資って一言で言っても、ベンジャミン・グレアムから始まった、資産価値に着目して投資する『資産バリュー』な投資。
グレアムを師匠とし、バリュー投資に新しい概念をプラスしたのがバフェットだと思います。 バフェットは、将来の収益面にも着目した『収益バリュー』な投資。 という2つの考え方があると思います。 あんまり分ける必要はないと思っていますが....
で、僕の投資スタイルは『収益バリュー』っぽい投資ををメインにしています。
バフェットさんに憧れていますが、真似をしていません。 真似はできないと思っています。
では、どういったスタイルかと言いますと、
まずは 【財務が健全そうな企業】 に着目しています。 そして、その企業が市場がある程度大きくなりそうな業界にいるか見ています。
もしくは、収益力が高い企業(利益率が高い企業・ROAが高い企業)に着目し、財務が問題ない程度であれば投資対象としています。
ただ、どちらかと言いますと財務が優良な点から入っています。
バフェットなどはビジネスモデルをしっかりと見て投資をしています。 僕もビジネスモデルを分析して投資をしたいです。
ビジネスモデルを分析しての投資は、青田買い的なところがあり、集中投資をされ大きなリターンを得ておられるような気がします。
ですが、そこに踏み切れない理由として、
- 財務分析に比べて明確な判断ができにくい。 分析するのに時間は必要。
- 財務分析のように簡単に横の比較ができない。
- 財務分析はエクセルで比較表などで作りやすい。 財務の具合をみれるサイトがある。
- ビジネスモデルの分析をする事でバイアスが掛かりやすくなる。
- 「分析できないから投資しない。」と言う勢いをなくしたくない。 個人投資家らしさをなくしたくない。
- 自分よりうまい投資家や専業の投資家さんであっても見誤っているの見かける。
- ということは、相当な勉強が必要だということが判った。 その時間を作れない。 投資以外の時間も大切にしたい。
- 経営者でもビジネスモデルを見誤るのに理解ができるのか不安。 僕で簡単に見抜けるのはそれはそれで心配な気がします....。
と言った理由をあげていますが、「時間を多く取って大きなリターンを得る」と言うよりも、「小さなリターンであっても時間を長くとってうまく活かしたい」という所です。
ここら辺がへっぽこ投資家の理由かもしれませんが、僕は一番に投資と生活のバランスを念頭においています。
そう言った考えから、なるべくシンプルに投資できるように、財務分析を勉強しています。 そして、過去の比較をしやすくする事に注力をしたりしています。
財務プラス収益力をある程度みておけば、大はずれを掴む可能性はすくないのではないかと思っています。 避けたいのは「投資をしちゃだめ!」なので....
ただ、ビジネスモデルの分析はあきらめた訳ではありませんが、ゆっくりとしていこう。と言う考えです。
まだ30代、市場にいる時間はまだまだあるはずです。 投資スタイルは変わっていくかと思いますが、これが僕の現状のスタイルです。