ちょっと以前から気になっていた『予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える』を読んで、「予防接種と投資に対するアレルギー」って似ているな。と思ったので、感じたことを書いてみようと思います。
予防接種と投資 我が家(僕)は、積極的ではありませんが、子どもに予防接種は受けさせていますし投資もしています。
それはなぜかと言うと、一番の理由は不安を少しでも軽くするためです。
副作用は恐い・・・ 損は恐い・・・ でも大きな後悔はしたくないんです
例えば、予防接種はもちろん、Hibワクチンも補助が出る前から受けさせています。 インフルエンザは受けませんが・・・(汗)
なぜ接種するかというと、掛かるのはしょうがないが、掛かったときの重症化を少しでも下げることができる、いい方法の一つとして思っているからです。
投資もなんとなく似たような感じです。
資産が下がったりするのはしょうがないけど、将来に期待している、不安をなくせる一つの方法として良いと思っているので、株式や債券を通じて世界に投資をしています。
共通していること、最低限の勉強・ルールを守る・リスクとリターン・気付かずに恩恵
予防接種も投資も、色々と頭のいい人が何十年と研究を続けています。 その良さ・凄さを賢く使えばいいと思っています。 ただし、過信はしちゃいけないと思っています。
予防接種だと、体調が悪い時には接種させませんし、スケジュールも守ります(同時接種などは不安です)。
そして、何でも打てば良いとは思っていません。 ですから効果が薄そうな(年によって当たりはずれの大きい)インフルエンザのワクチンはしてません。 しかし効果が高そうに思える、新型インフルエンザのワクチンは打ちました。
副作用が恐いので、あたり前のルールをしっかりと守っているだけです。
一方で投資も、判らないものには投資をしませんし、新しいという理由だけでも投資もしません。 我が家では、レバレッジを掛けないというルールもあります。 そして、大きな被害を受けないためにも投資に関する勉強も自分なりに継続しています。
投資も同じように、無理をしないスタイル・継続できるスタイルを心掛けています。
勘違いしないこと・・・。
予防接種アレルギー・投資アレルギーの人を見ていて、「勘違いもしないように」を気を付けています。
それって凄く大事なことだと思っています。 例えば、予防接種を受けないからと言っても、病気に掛かる可能性って低いと思うんです。
でもそれは、大多数の人たちが予防接種をうけ、被害・ウイルスなどを拡散させてないから、自分に被害が広がってない可能性って実は凄く大きいと思います。
ですから、『掛からない=効果がない・不要』という勘違い、自分視点だけでの判断。
投資も、同じような勘違いをされていると思います。
銀行預金も投資の一部(預ける→銀行→投資→利益→利息)ですよね。 年金も株式や債券で運用されていますし、入っている民間の保険も保険会社が運用しています。
間接的にかもしれませんが、投資は身近だと思うんです。
『投資=儲けるか、損をする恐いもの』という偏見を少しでも、ほぐせたらナーと思っています。 ただ、先ほども書きましたが、ルール・勉強などがあってこそ、投資。だと思っています。
予防接種や投資もそう言ったことを知った上で、「必要かどうか」の判断をしっかりとして欲しいなーと思います。