投資ブロガーさんも何人か記事されていますが、僕も日曜に東京開催されました、『敗者のゲーム』の著者:チャーリズ・エリス氏の来日セミナーに行ってまいりました。
ブロガーのみなさんのレポートが詳しいのでぜひご覧ください!
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー : チャールズ・エリス氏セミナーレポート(その1)
医師による積立投資信託de資産運用 : チャールズ・エリス氏の講演レポート(前半)
あつまろのこだわり資産運用 : チャールズ・エリス氏講演会
おやじダンサーのひとりごと : 正しい投資の始め方 Vol.1
まっき〜の議事録 : 正しい投資の始め方〜 『敗者のゲーム』 チャールズ・エリス氏を迎えて〜
僕なりに感じたことを書いていきたいと思います。
セミナーでは、改めてインデックス投資の優位性というよりもアクティブ投資の難しさを強調しておられました。
アメリカでは個人投資家は、
50年前にくらべ、冷徹な機関投資家、1億ドル以上の資金を持った投資家、優秀なたくさんのアナリスト、気合いの入ったヘッジファンドなど、そしてアルゴリズムを使った取引・・・・と、非常に勝ち続けるのは難しい市場にっているそうです。
エリスさんの話を聞いて、アメリカ市場は厳しそうですね・・・。 日本はと言いますと、運用会社の運用力ではなく通貨選択型のような開発力に走ってしまう不甲斐なさを感じてしまったのは僕だけでしょうか。
そう言った意味では日本の市場というのはほんと未成熟なのかもしれませんね(だからと言って、僕もプロ・アクティブが良いとは思っていません)。
そして、投資家のリテラシーをもっと底上げするサポートできればと感じていました。
敗者のゲームとなってしまう理由
この中で特に気になったのは、「ベンチマークとの同調:80%=インデックス」 多くのファンドがインデックスに同じようになっている。アクティブの要素は20%しかでない、そこに見合うコストになっているか?
もう一つ、個人投資家は間違ったタイミングで高く買い、間違ったタイミングで安く手放している。
市場と付き合う難しさですよね。 個人投資家としてはなかなか厳しいお話でしたが、アクティブな投資をする僕としては、「タイミングよりも市場に長くいることも投資の大事なポイント」的なニュアンスとして捉え、投資を続けて行きたいと思いました。
あと個人的に響いたところとしましては、『私たちの責任』というところでしょうか。
自分自身を知る、投資戦略を明確に定める、選択する、みだりに方針を変えない。と、言葉に書いてみると単純なようなことなのですが、良いキッカケなので自分でも改めて見直して再確認をしてみようと感じました。
ちょっとレポートのボリュームは少なくて申し訳ない(写真でお許しください・・・)のですが、非常に勉強になったセミナーでした。 ほんと主催のバンガード・協賛のセゾンと投信に感謝でした。