ちょっと自分なりのメモ
少し前までは、個人型確定拠出年金の口座管理料が0円(一定の条件を含む)としている運営管理機関は、SBI証券とスルガ銀行のみでしたが、昨年、楽天証券が"10万円以上"になれば0円と、びっくりするような設定で参入してきました。
いつもSBI証券もなら追従するはずなのに?
これまでSBI証券は、株式の売買手数料については、最低水準争いに演じてきていましたので、個人型確定拠出年金の手数料についても、楽天の発表を受け対策をしてくるのかなーと思っていましたが、引下げの発表はまだないようです(限定のキャンペーンはありますが)。
考えられる大きなポイントとしては2つあるような気がします。
まずは一つは自信だと思います。 以前にお話しを伺った際に、商品のラインナップを増やした際に、商品の預け替えの行動が増えたそうです。 また他社からの移換が増えたそうです。
証券口座の場合は、複数持つことができるので移すと言う行動はおきにくいかもしれません。 しかし、iDeCoの場合は一つしか選ぶことはできませんので、サービスや商品がよければのちのち選んでもらえると感じているのではないでしょうか。
もう一つは、手続きの難しさとクレームだと思います。
書類の手続きでかなりの不備が発生しやりとりが増えるそうです。 しかも場合によっては、会社の印鑑が必要になると言うハードルの高さ...
さらに遅れることによって発生する節税できなかったことに対する苦情だと思います。
2ヶ月も遅れることはないような気がしますが、自営業者、会社員(ともに所得税10%、住民税10%)の方が遅れた場合、
自営業: 68,000円×2×20%=40,800円 会社員:23,000円×2×20%=9,200円
なかなか大きい効果です。 これまでこういった怒りは多かったのでは思われます。 >口座開設が増える時期だからこそ、追従しなかたったような気がします。
ようは口座開設の手続きをどこかに代行して欲しかったのかなと....
なかなか賢いなーと。 そんな訳で、SBI証券にはさらなる使い勝手などがよくなることを期待しています。
勝手な推測なので、すいません...