さて、持ち株の9630 アップが平成19年3月期 決算短信を発表しました。
先に内容を書きますと、
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 1株利益 | |
---|---|---|---|---|
2007.3月 | 7,228 | 1,273 | 1,291 | 65.46円 |
前年比 | +9.5% | +6.8% | +3.1% | +29.5% |
四季報予想 | 7,100 | 1,170 | 1,200 | 62.10円 |
2008.3月 会社予想 | 7,852 | 1,273 | 1,291 | 67.45円 |
と、なっています。
会社四季報の予想と比較しますと、営業・経常利益は越えることはできませんでしたが、
売上げ、純利益については越えてきましたので、まずは一安心と言うところでしょうか。
ただ、来期の数字を見てみますと、売上げに対しての利益率を低く見積もっているためか、
売上げの伸びに対して、純利益が少し物足りなく見えてしまいます。この点については注意しておこうと思います。
新学期もはじまり、今現在の生徒数が判っています。基本的にこの時期から塾に通っているのであれば1年を通して塾を辞める可能性は低いと思います。
利益の良い個別指導については、学期前半は[個別指導]→[一般塾]、学期後半は[一般塾]→[個別指導]に生徒が流れるような事がありそうなのですが、実際はどうなんでしょうか。
順調に合格者数など、実績を残しているようなので大幅な生徒数の減少はないと思われます。
なので、生徒数が判っている以上、この会社の売上高の予想については信用できそうな気がします。
まぁ〜そんな訳でのんびり行きたいと思います。
まずは、どういった売上げ構成になっているか見たいと思います。前々期と前期の売上高の状況を見ておきたいと思います。決算資料の最後に載っています。
今期の生徒数が判れば、これである程度の売上げ予測がつくのかもしれません。
2006.03 | 2007.03 | |||||
部門 | 生徒数 | 売上高 | 売上/人 | 生徒数 | 売上高 | 売上/人 |
高校受験 | 4,716 | 144,505 | 30.6万 | 4.568 | 156,078 | 34.2万 |
中学受験 | 1,957 | 90,571 | 46.3万 | 1,761 | 95,883 | 54.4万 |
大学受験 (中学生) | 1,063 | 40,843 | 38.4万 | 1,188 | 45,328 | 38.2万 |
大学受験 | 4,200 | 230,477 | 54.9万 | 4,445 | 233,594 | 52.6万 |
個別指導 | 3,138 | 131,865 | 42.0万 | 3,603 | 152,621 | 42.4万 |
で、上記の表をみて高校受験と中学受験の項目をみると、生徒数は減少しているのですが売上げはアップしています。考えられそうな事としては、
1. 値上げをした。
2. 合宿等との特別講習が増えた。
3. 一年を同じ月謝ではないと思いまので、下半期に生徒が増えたとか?
1番以外での結果なら良いような気がします。
で、時間ができたらちゃんと中を見ていきたいと思います。
とりあえず、表を作るのでつかれました♪
で、ぱっと見て利益が出ているところに力を入れているようなのでいいんではないでしょうか! と言う感想です。
あと、子供を塾に通わせるのに年間50万円は掛かりそうなことは判りました・・・・。