かえるの気長な生活日記。

FP会社勤務のへっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。

WACC (1) 四苦八苦編

このWACCが問題がなかなかの曲者みたいですが、頑張って見たいところです。

WACC(加重平均資本コスト)と言い、ROICと併用する事が多いようです。コストなので基本的には低い方がいいのですが、注意点も色々あるようです。



WACC = rE×E÷(D+E) +rD×(1−税率)×D÷(D+E)

 D:有利子負債総額
 E:株主資本(時価総額)
 rE:株主資本コスト
 rD:負債コスト

ハッキリ言っていきなり難しくなってしまいました・・・・(汗)



とりあえず進んでみますが、資本コストで、少し勉強してみたのですが、
資本コスト株主資本を提供する株主お金を貸してくれた負債のコストで成り立っています。

WACCを求める前に株主資本の考え方について整理しなければ、非常に困った事態になるので先にまとめて見ます。

色々なサイトや書籍を見た僕なりの考えです。会計や企業経営についても全くの素人です。くれぐれもその点はご注意下さい。


資本コストですが、

rE=Risk free rate + β×(市場の投資利回り−Risk free rate)

から求めます。

式の内容を説明しますと、

算出するのにβという個別株式の変動/株式市場全体の変動という数字を使います。
市場の変動を受けた数値を使用するので非常に不確かな物になってしまうそうです。

板倉雄一郎事務所:「DCF法は最悪だ!」
それを踏まえて使用してください。使用する場合は[会社四季報CD-ROM版]か、MSNマネーBloomberg.co.jpを参考にします。


 ・Risk free rate=国債の利回りを使用しますので、2007.06現在で約2.0%になるでしょうか。

 ・泉州電業(9824)のβを調べると、MSNなら1.03、Bloombergなら0.943となり早くも整合性がとれません。

 ・市場の期待利回りは7.0%とか言われているそうです。

 ・ex1) 2.0+1.030×( 7.0−2.0 )=7.15

 ・ex2) 2.0+0.943×( 7.0−2.0 )=6.72

今まで確定した数字を使用していましたが、ここで出し手によって非常に変わる数字となってしまいました。

僕が勝手に師匠と呼んでいる板倉さんは、この点を注意している訳です。大まかな数字が判れば何とかなると・・・・(笑)

なので、僕は前向きな考え方に沿って算出してみたいと思います。

角山さんの書籍バリュー株で勝つための<図解>「決算書&企業価値」分析ドリルによりますと、

  • 高いシェアや強みを持っている企業 7%
  • 普通の企業 8%
  • 業績が伸びやんでいたり、不安定な企業 10%
と、なっています。

これにもう少し判定要素を加えておこうと思います。
  • 新興市場や成長企業は期待されていると思いますので、10%
  • PERが高い企業は文字通り期待されているので、10%
  • 株主構成で<外国>が多いとやはり期待されていると思いますので、10%
判定を強めにしておこうと思います。

だらだらと長くなってしまいました。いつも駄文すいません。

次回は、実際にWACCを算出してみようと思います。

関連エントリー

 資本コスト

 ROIC (投下資本利益率)

 WACC (1)

 WACC (2)

 EVA (経済的付加価値)