かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

金融メディア:Finasee(フィナシー)で記事が掲載されました

今回も金融メディアの『Finasee(フィナシー)』でコラムを2本掲載いただきました。確定拠出年金についての質問を頂いたりするのが、「自分が何に投資しているのかわからない」。

そのような質問に対して、相談やセミナーでもお伝えしていることを2本にまとめてみました。ぜひご覧いただければと思います。

media.finasee.jp

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投資の相談、それちょっと法令違反じゃない?

FPとして相談対応していると、知識はあっても提供できないことが、相談者さんにがっかりされることがあります。

その理由の一つが、法令違反、具体的には金融商品取引法になります。
今回、私も加入しているFP協会が発行している協会誌に、すごく判りやすい内容が掲載されていましたので、取り上げてみたいと思います。

FP方だけではなく、noteやメルマガなどで投資情報を販売している方も参考になるのではないでしょうか。




出典:FPジャーナル 2022年5月号 FPのあるべき姿について考えよう P44~46

具体的な投資商品、例えば「eMAXIS Slimの○○の方が信託報酬が安いのでお勧めですよ」だとか、「この商品に乗り換えましょう」というのは法令違反に該当する場合があります。
ちなみに、いかなる報酬も得ていない場合は、業として認められないので該当しないようです。

具体的な商品のアドバイスも受けたい場合には、2つの方法が考えられます

  1. 金融商品の取引業者
  2. 投資助言業者

1の金融商品の取引業者、具体的には銀行・証券会社、その他にも金融商品仲介業者が該当いたします。注意点としては、自分たちが取り扱っている商品のアドバイスしか出来ない所でしょうか。ですので、全体の商品を見てほしい。などは法令違反となるため受けて頂けません。

また、金融商品を購入してもらうことで対価を得ているので、相談料だけでアドバイスを受ける。これも取り扱い商品への誘導につながる可能性(二重取り)もあるため出来ないことになっています。

ですので、全体的や具体的なアドバイスを受けられたい場合は、2の投資助言業者を利用されるのがお勧めですが、FPで登録されておられる方が非常に少ないのが現実でございます。

link-money.co.jp

mlplanning.co.jp

ちなみにFPとしてできる業務としては、アセットアロケーションの相談対応はできます。日本株式が30%、外国株式50% などという、資産(アセット)の配分(アロケーション)は可能なんです。

その配分をもとに、日本株式には『ETFの1306』をしましょうというポートフォリオのアドバイスまでは出来ないイメージです。

FPとして、しっかりと法令遵守も意識しながら頑張って参ります。

金融メディア:Finasee(フィナシー)で記事が掲載されました

ブログをずいぶんと更新していなかったのですが、新しい年度になったこともあり、ゆっくりとですが更新していきたいと思います。

FPとして、有難いことに忙しくさせて頂いております。
その中で、お伝えできることとしては、金融メディアの『Finasee(フィナシー)』で続けてコラムを書かせていただいたので、ご紹介させてください。

今回は、実際にiDeCo(個人型確定拠出年金)を10年以上続けてみて感じたことを自由に書いてみましたので、ぜひご覧いただければ幸いです。

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2021年7月末 運用状況(オリンピックが熱い!)

オリンピックが非常に良い感じですね。
仕事中の一番の誘惑が、オリンピックになってしまいました! 情報が入ってしまうと気になってしまうので、入らないよう気を付けています。
盛り上がっているのが、本当にうれしいです。

さて投資の方はと言いますと大きな動きは全くございません。外国株の割合が低いので、好調さについていけていませんが、日本株多めが自分のポリシーなので、スタイルは変えずに継続していきたいと思っています。

一方で、コロナウイルスについては、猛威が続いていますね。
日本で感染者が急速に増えていますが、世界を見ても厳しいようです。
イスラエルでは3回目の接種、アメリカでもワクチンを接種いても、マスクを推奨というように流れが変わってきているようです。

大変さと株高のギャップ....。 非常に居心地の悪さを感じています。
本当に早く平穏が戻ってきて欲しいと願っています。

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2021/7 運用状況
  先月末 今月末 前月比 年初来
かえる資産     -1.99% 7.89%
TOPIX 1943.57 1901.08 -2.19% 5.34%
マザーズ 1207.46 1085.34 -0.59% -5.24%
S&P500 4291.80 4419.15 2.97% 18.57%
EAFE 79.49 79.90 0.52% 8.83%
EEM 55.51 52.10 -6.14% 2.12%


買い: ウェルビー、オムニ・プラス・システム・リミテッド 積立投資継続中
売り: 
上位5銘柄:
オーウイル、ニチリン、ウェルビー、カラダノート、アウトソーシング(順不同) 

 

改めてリバランスのタイミングを考える

分散投資をされている人にとっては大事なポイント

リバランスはどのようなタイミングがおすすめですか?」という相談を世界に投資する株式ファンド1本投資している方から受けたことを思い出したので、個人的な考えを整理しておきたいと思います。

リバランスとは、ポートフォリオを構築(投資対象を実際に組入れ)した後、相場変動などで変化した投資配分比率を見直し、値上がりした資産・銘柄を売り、値下がりをした資産・銘柄を買い増す、などによって、ポートフォリオの構成を最初と同じ比率に修正していく手法のことです。 リバランス / 大和アセットマネジメント株式会社

と言うことで、決めている配分から崩れると、元に戻す作業になります。
全世界株式ファンドは、私たちから見ると【先進国・日本・新興国】の株式に投資していますが、指数にあわせて運用会社が常に調整してくれています。
ある意味、リバランスばっちりとも言えるかもしれません。

またバランスファンドも、決められた配分になるように、運用会社が調整してくれていますので、基本的にはリバランスを気にする必要はないかと思います。

ですが、いくつかの商品を組み合わせ、株式や債券に投資している場合は違ってきます。リバランスをすることによって、リスクやリターンに差がつくんです。嬉しいことに良いほうに。

個人的には大きな変化があった時でいいのではと思っています

style.nikkei.com

2015年に良い記事がありました。
一定期間ごとにリバランスをした場合と、決めている配分からずれた時にリバランスをした場合、どちらもリバランスをしなかった時よりリスク・リターンが向上している結果だったようです。
ちなみに2020年版のデータも購入しているのですが、近い結果になっています。

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上記のデータは、1970年に一括投資をスタートした場合のデータになります。データでは3年ごとのリバランスが一番いい結果となっていますが、 積立投資や途中に入金している場合は、ここまで差は出ないと思っています。
※安い資産もしっかりと購入していくからです

ですので、個人的には1~3年の期間で変化があったときに、思い出したようにリバランスをするぐらいでも問題ない良いかと思っています。
その変化ですが、

  • 家族構成が変わったとき(リスクに対する考えに変化がある)
  • 環境が変わったとき(仕事や住宅など、環境が変われば考えに変化がある)
  • 価格が変わったとき(大きな暴落や、バブル状態など、配分にズレがある)
  • 制度が変わったとき(例えばNISAの5年非課税が終わった時など)

などがあげられます。
シミュレーションでは税金が考慮されていないので、リバランスをすると課税されパフォーマンスが下がる可能性もありますので、ほどほどのリバランスを意識していただければ大丈夫かと思います。

大事なのは資産配分(アセット・アロケーション)

相場が良いこともあるかもしれませんが「株式のみで問題ない。」という意見をみかけますが、リスクを取りすぎていないか確認していただくことが大事かと思っております。

日本の個人株主はなんと6000万人! 実は微妙なデータの取り方でした

日本企業の株主の裾野が広がってきた。東京証券取引所などが7日発表した2020年度の株式分布状況調査によると、21年3月末の個人株主数は1年前から308万人増えて過去最高の延べ5981万人になった。過去の失敗体験にとらわれない若年層が、新型コロナウイルス禍で相場が下落した局面で参入している。 コロナ禍で若手が参入、個人株主308万人増 東証調査: 日本経済新聞

f:id:kaeru_onou:20210707215134p:plain興味深いニュースが出ていましたので、取り上げておきたいと思います。
これまでなかなか進まなかった『貯蓄から投資』ですが、ここに来て流れが変わってきているようです。いつの間にか個人の株主数が6000万人、人口の半分が株主になっている!と思ったのですが、東証のデータにしっかりと注意書きがされていました。

(注)本調査における株主数の集計においては、上場会社間の名寄せができないため、各上場会社の株主数を単純に合算した「延べ人数」を用いている。具体例で説明すると、ある個人株主が1人で10銘柄を保有している場合に、全体の集計値の算出において、1 人の株主が複数銘柄保有していることが認識できないため、各銘柄の株主数を単純に合算することとなり、結果として個人株主数10名としてカウントしている。
※PDF:2020年度株式分布状況調査の調査結果について

ネット証券だけも300万口座増えている!

こういうデータもしっかりと把握できるようになって欲しいところでありますが、投資されている方は着実に増えているようです。大手ネット証券の口座開設数は大きく伸びているようです。

 SBI証券      543万 → 681万口座(+138万口座)【資料請求】
 楽天証券    376万 → 508万口座(+132万口座)【資料請求】
 マックス証券  186万 → 194万口座(+8万口座)【資料請求】
 松井証券    124万 → 133万口座(+9万口座)
 auカブコム証券 115万 → 127万口座(+12万口座)
 ※SBI証券 2021.3月期 決算説明資料より

 今回のデータは、個人の株主数データではありましたが、投資信託からスタート(優遇制のある、iDeCoやNISAを使うと良い!)するのも方法ですし、企業型の確定拠出年金を使い、いつの間にか投資家になられた方がおられるかもしれませんが、リスクが取ったことによって、明るい将来が近づくことを願っています。

私もしっかりと、投資が続けられるように頑張りたいと思います。

プラスだと報道されにくい年金運用 2020年度は37兆円のプラス

日本の公的年金の一部を年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用しています。
運用して、いつ引き出されはじめるかと言いますと、50年先の予定になりますので、あまり騒ぐことは意味はないのかもしれませんが.....。

さて、運用方針は、「長期・分散・低コスト」 シンプルな運用方針になります。
気になる方は、GPIFのサイトをチェックしてみてください。

www.gpif.go.jp

2020年度のリターンは37兆円、累積は95兆円のリターン

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年金の運用がマイナスですと、国会でも取り上げられ報道されるのですが、プラスだと静かなのは、個人投資家の多くの方は感じておられるかもしれません。
微力ですが取り上げて勘違いを減らしたいと思っています。

GPIFは年度(2020/4/1~2021/3/31)と、昨年のコロナショックで下げた直後から計算されているため、37兆円という大きなリターンとなっています。
ですが累積でも、なんと95兆円もの利益をだしており、今のところ想定を上回る運用がされています。

シンプルなポートフォリオ 5クラスの資産で運用されています

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年金運用のポートフォリオは、上記なようにシンプルな4資産で運用されています。ちなみに対象となっているベンチマークは以下の4本になります。
※外国株式が全世界株式(先進国+新興国 日本の除く)になっています。

  • 国内債券  NOMURA-BPI「除くABS」
  • 外国債券  FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)
  • 国内株式  TOPIX(配当込み)
  • 外国株式  MSCI ACWI(除く日本、円ベース、配当込み)

運用スタイルもインデックス運用が8割を占めており、運用額が大き過ぎることもありコストが重要視されていることがうかがえます。

リターンの源泉は、長い時間をかけた値上がり益と配当の積み重ね

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リターンに着目されていますが、値上がり益だけではなく、しっかりと配当益も積みあがってきています。
以前は、国内債券の割合も大きく、まだ利回りもよかったため配当益が主でありましたが、2011年以降は値上がり益が大きくなっていますが、今でも毎年3兆円もの配当を受け取っています。

 

年金の業務概況報告書ですが、資産運用の考え方と年金の仕組みがまとめられて報告書ですので、ぜひチェックしておいてください。