かえるの気長な生活日記。

FP会社勤務のへっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。

積立てタイプの変額保険。その良さがわからない

タイトルにも書きましたが、積立て型の変額保険について質問されることがございます。
この積立て型の変額保険は、残念ながら良さが理解できない商品の一つと感じております。 今回は個人的な意見をまとめておきたいと思います。

変額保険とは?

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変額保険 ユニット・リンク|アクサ生命保険

上記の図のように、一定期間の死亡保障を確保しつつ、投資信託を利用して資産形成する商品となります。
しかしこの商品ですが、保障(定期保険)と運用(投資信託など)とに分ける方が、メリットが大きくなっています。
7,8年ほど前まででしたら変額保険のデメリットが目立ちませんでしたが、今では本当に大きな差がつくようになりました。

変額保険が見劣りするようになってしまった理由

個人的に考える理由としては以下があげられるでしょうか。

  • 保険料を設定する一つである予定利率が大きく下がった(予定利率が高いほど保険料は安くなります)。
  • 死亡率が下がってきている(掛け捨ての死亡保険が安くなってきた)。
  • 投資信託のコスト、信託報酬(運営管理費用)が安くなってきた。
  • NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)など税制優遇まで使える制度が出てきた。

実際に簡単ではありますが、シミュレーションをしてみました。
ある保険会社のサイトに、30歳男性が変額保険で月20,000円で積立て数字が出ていましたので利用させて頂きました。
もう一つは、定期保険(期間:30年 保険金:1000万円)と投資信託を合わせて、20,000円積立てを計算してみました。
参考に、もし50歳時点で死亡してしまった場合の結果も計算しています。

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もし3%で運用できたとしなら、30年後の60歳時点で約100万円以上の差がつくことになります。
また大事なポイントとしては、参考としてシミュレーションしている、60歳までに万が一があった場合でございます。

死亡保険金+運用結果が遺族にわたることになります。この万が一の差が大きすぎるのです。攻めも大事ですが、守りのことも考えるのも、僕の大事な仕事の一つです。
さらに参考に"たばこを吸わない"人向けの割引がある保険でも計算してみました。 より差が広がります。
また定期保険ではなく、死亡保障がだんだんと下がっていく収入保障保険を組み合わせると、保障を一時期的に手厚くすることなどもできます。

1本で保障と資産形成ができる手軽さも魅力ですが、組み合わせることで、より有利な資産形成の方法がある事を知っておいて欲しいと思います。