かえるの気長な生活日記。

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東証さん達の変なニュース

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その基準の意味あるの?

さて、株式市場が低迷していますが、ちょっと気になるニュースが・・・・。

 東証 : 上場株券に係る時価総額基準の適用の停止について
 大証 : 上場株券に係る時価総額基準等の適用の停止について
 JASDAQ : 株券上場廃止基準における上場時価総額基準の適用の停止について

通常ですと、時価総額が基準未満、5億円や10億円以下で9ヶ月間経過すると上場廃止になる決まりがあります。
ですが、この基準を昨年の12/31までは適用しない事になっていました。
僕はある程度ですが、市場は効率的だと思っています。なので、厳しいようですが、それだけの評価をされていないのはしょうがないのではないでしょうか?

小さくても有望な会社ですと、東証平均のPER10倍より高い評価はされていると思いますし、赤字であっても将来が見込めれある程度の評価はされていると思います。 やっぱり時価総額に現れていると思います。
なので、こう言った処置は意味があるのでしょうか?


で、またまたガッカリニュースです。

東京証券取引所と大阪証券取引所は、時価総額が一定額を下回った企業を上場廃止や1部から2部に指定替えにする基準を緩和する方針を固めた。世界的な金融危機を受けて株価が急落し、基準に抵触する企業が急増しているためだ。東証1、2部の上場銘柄は現在、月末または月中平均の時価総額が10億円を下回った場合、その後9カ月の猶予期間内に水準が回復しなければ上場廃止となる。この基準を4割引き下げ、6億円とする方向で最終調整する。NIKKEI NET(日経ネット):東証・大証、上場廃止基準を緩和 時価総額下限4割引き下げ

あげくのはてに期間延長の次は基準の緩和です・・・・。
これって、単純に東証などが手数料欲しさにやっているような感じがしてきました。
ころころ変わる基準。どんどん日本市場の価値が下がっていく感じを受けます。 あぁ〜もっと上場している意味を考えて欲しい所です。