以前からやりたいお仕事として目標にしていました、企業型確定拠出年金(DC)の商品選び。相談者の商品選びではなく企業側での商品選びです。
今回は、企業型確定拠出年金を新たに導入する企業があり、その商品選定についての依頼を頂きました。
導入するのであれば、少しでも従業員にとって良いものを導入したい。
そんなご依頼を頂けて本当に嬉しかったです。
企業型確定拠出年金には、大きくわけると単独型と総合型がある
総合型はパッケージセットになっていて、制度を利用する企業すべて同じ商品ラインナップ。など決まっております。その分、導入コストなども低いのですが、あまり自由度はなかったと思います。
一方で単独は、自由度も高いのですがコストも導入コストも高くなっています。頂いたミッションは、投資教育と投資信託の選定でした。
投資信託185本から選定いたします!
今回は、導入企業さんが運営管理機関が"りそな銀行" ということで、185本から商品選定することになりました。大まかには以下のような流れでした
- 最近の確定拠出年金の動向
- 導入にあたっての方向性、思いなどの確認
- 組み入れ資産の決定、4資産だけではなく新興国やREIT、商品などを入れるか
- インデクスファンドの選定
- バランスファンドの選定
- アクティブファンドの選定
確定拠出年金の選定商品自体を入れ替えるのは容易ではありませんので、インデクスファンドもコストと言う視点だけではなく、5つのポイントで比較し選定を進めました。
バランスファンド、アクティブファンドにつきましては、さらに項目を増やし、より慎重に時間をかけました。
バランスファンドにつきましては、デフォルトファンド(商品を何も選ばなかった場合の自動選択)も設定することになりました。
アクティブファンドは、採用しない資産クラスもありました。自信を持って採用しません。と言い切っていただけました。
従業員のみなさんに活用されることを楽しみにしています
実際には、ラインナップを決めただけです。これから従業員さんへの説明会などもあり、半年ほど先にはあるかと思います。
最終的には、ご自身たちで決めていただいた良いラインナップになったのではないかと感じています。従業員のみなさんに活用されること楽しみにいたします!