かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

口座の怖さ。 (1)

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そういえば確定申告をしていて思い出したのですが、株式口座を開くに辺り、特定口座と一般口座と選べる訳です。

少額投資家にとってこの選択は非常に重要になってくる訳です。年間確定利益が20万円以上の方には不要ですが・・・・。

まずは、簡単に説明しますと、

■ 一般口座

年間20万円以上の利益が出たら自分で確定申告し納税します。(サラリーマンですと会社に知られる可能性あり?)

取引履歴や色々な書類を作らなくてはいけない。

売却時に税金分は引かれないので投資資金が少しお得。

■ 特定口座

申告は証券会社がしてくれます。(源泉徴収ありの場合)

なので、余分な煩わしさは必要ない。会社にはばれません。

売却時に税金を引かれる。(口座の年間損益がマイナスの場合は還付される。)



で、重要なポイントは、売却益20万円以下の場合は非課税だと言う点です。

仮にAさん(一般口座)とBさん(特定口座)が証券口座を5口座づつ持っていたとします。

そして、ここからが政府の税金マジックが出てきます。

仮にAさん(一般口座)とBさん(特定口座)が証券口座を5口座づつ持っていたとします。

1口座で▲100万円、他口座で25万円ずつ儲けが出た場合。(合計利益は 0円)

   Aさん ▲100万+25万×4口座=0万円 (税金=0円)

   Bさん ▲100万+25万×4口座=0万円 (還付金があるはず 100×10%=10万円) ※申告した場合

申告しなかった場合。

   Bさん 25万×4口座=100万円×10% (余分な納税額=100,000円)

   Bさん 25万×4口座=100万円×10% (余分な納税額=200,000円) ※2008年度から

口座が一つだった場合。

   Bさん 確定利益は0円なので非課税のはず。 ※ 多分です・・・・。

複数口座の恐ろしさは凄いですね・・・・。気を付けてください!

多分考え方としては合っているはずですが、実際にこの状況の方は税理士、国税庁にお問い合わせを頂けるでしょうか・・・・。

口座の怖さ。 (2)