ここ一年程で、3度目の虚偽記載
昨日、三洋電機の過去の決算が修正され、虚偽記載に当たるため監理ポストに割り当てられる事になりました。
これで昨年の日興に続き、今年2社目の日経平均採用銘柄から監理ポストに割り当てられた事になります。
三洋電機は12月25日、2001年3月期から07年9月中間期までの単独決算短信を訂正すると発表した。関係会社株式の減損ルールを厳格に適用した。東京証券取引所は同日、上場廃止基準(虚偽記載)に該当する可能性があるとして、同社株式を監理ポストに割り当てた。
三洋電機が監理ポストに 三洋、過去決算を訂正 - ITmedia News
2. IHIが2007年3月期の決算を修正
東京証券取引所は11日、IHI(旧石川島播磨重工業)の有価証券報告書が虚偽記載のおそれがあり、上場廃止基準に該当するかどうかの審査に乗り出すため、IHIを監理ポストに割り当てた。IHIは同日、2007年3月期の連結営業損益を約246億円の黒字から約54億円の赤字に決算訂正する見込みと発表。
FujiSankei Business i. 総合/IHIを監理ポストに…“虚偽記載”で東証が上場廃止基準審査
3. 日興CGが利益水増し
同社が2005年3月期と2006年3月期の有価証券報告書を訂正することを決定したことを受けて、東証が同銘柄を監理ポストに割り当てると発表したことが手掛かりとなっている。
日興コーデがストップ安売り気配、東証が監理ポストに割り当て:Finance@nifty
不祥事が続いていますね。今や日経平均と言う言葉は世界で通用するでしょうし、NHKからも聞こえてきます。
最近はほんと、看板が台無しのような気がします。
どっちが大事なのでしょうか
日経平均に採用されている銘柄は、毎年1,2銘柄ほど入れ替えられています。
合併等による入れ替え以外、基本的には、流動性の低い銘柄を流動性の高い銘柄に置き換えています。
確かに流動性が低いと換金性の問題などにより少しの問題があるかもしれません。
監理ポストに割り当てられている銘柄の方がよっぽど投資家に取って不利益な気がします。
まぁ〜素人考えなので、どう言ったルール等があるのかしりません。 インデックスファンドやEFFとの問題もあるかと思いますが、上場廃止にならない限り指数への採用には少し疑問を感じます。 玉石混合の指数(ほんとは優良銘柄だけがいいと思いますが)はTOPIXだけいいのではないでしょうか。
市場に相変わらず安心感が無いように感じますが、せめてNIKKEI225ぐらいは、安心できるというか、厳しい基準の指数となって欲しいところです。