ちょっとだけ面白い本があったので、僕が使えそうなポイントだけをメモメモ・・・。
株をやる上で代表的な指標にPERがあります。ですが、それだけで判断をしてはいけないとよく言われますね。
ですが、ほんと計算などもしやすいですし、よく見かけますので、つい簡単な判断で使ってしまい、安いなーと思ったりしがちなんです(汗)
で、ちょっと高いのでブックオフで買った、株の適正値を知ってあなたは株を買っていますかで、簡単に使える「平均PER」があったのでちょっと紹介してみます。
今回も僕のTwitterのタイムラインにも良く出てくる、月次が絶好調の9936:王将フードサービスを例にしてみます。
王将って話題になっていたし、月次が良いのは知っていましたが、「関西人の僕としてはなぜ?」と思い知らんぷりしてましたが、ほんと安いところから上がっています。全然情報を活かせず・・・。
この方法で良いところは、会社四季報で簡単に計算しやすい所だと思います。なぜかと言いますと、会社四季報だと、過去5年と今期予想が載っているからです。
で、著者のモーちゃんさんは、「成長株は過去4年の平均PERを使って判断」とありました。成長株
で、今日の株価と計算機を片手に以下のような感じで計算。
株価:2560円 | 1株利益 | PER |
---|---|---|
10'3 予想 | 223円 | 11.5倍 |
09'3 実績 | 147円 | 17.4倍 |
4年平均 | 111円 | 23.1倍 |
そうしますと、予想PERだけみると、月次も好調ですし、業績の成長も良いので、安い感じがしますね。
ただ、平均PERをみてみると、23.1倍となっています。本の中では、「平均PERは15倍まで」とありましたので、なかなかの高い水準になっているようです。
まぁー僕が持っている銘柄なんてPER10倍が遠いので羨ましいんですが・・・・。
平均PERで見ると事で、利益がキレイに増えてきていない企業や、大幅に成長している企業などが割高になりやすい感じがします。と、言いますか、割高にして避けるような見方になっています。
ただ、特別利益などで利益が上がっている会社は割安になりやすいので、注意が必要かと思います。