企業が四半期毎に決算発表として、まず決算短信を開示してきます。
その財務諸表の項目の一つに、会社の資産状況を示した貸借対照表(バランスシート)があります。
まず概要からいいますと、バランスシートは左右に分かれています。
・左には「資産」の内訳が書いてあります。
・右には資金の調達の内訳、つまり「負債」と「資本」の内訳を書いています。
・右の「負債」と「資本」の合計を「株主資本」といいます。
・左右の合計は同じになる。
左側の「資産」には、
・流動資産 (現預金・有価証券・売掛金・短期貸付金など)
※ 簡単に換金できる資産の事をいいます。
・固定資産 (機械設備・土地など)
※ 簡単に換金できない資産の事をいいます。
・流動資産 (現預金・有価証券・売掛金・短期貸付金など)
※ 簡単に換金できる資産の事をいいます。
・固定資産 (機械設備・土地など)
※ 簡単に換金できない資産の事をいいます。
右側の「負債」と「資本」には、
・流動負債 (支払い手形・短期貸入金など)
※ 1年以内に返済しなければいけない負債。
・固定負債 (長期借入金・社債など)
※すぐに返済しなくてもいい負債。
・資本 (資本金・資本剰余金・利益剰余金)
・流動負債 (支払い手形・短期貸入金など)
※ 1年以内に返済しなければいけない負債。
・固定負債 (長期借入金・社債など)
※すぐに返済しなくてもいい負債。
・資本 (資本金・資本剰余金・利益剰余金)
とういう項目が計上されています。繰り返しですが、左側と右側の合計は同じになります。
なので、前期や四半期毎のバランスシートを見比べて、どの項目が増え、項目が減ったかを比べる事により、企業の経営の方向を判断していくことが大事だと思います。
それと共に、
資本 ÷ 総資本 = 株主資本比率
の数字を出すことにより、総資本に対する、資産の割合が見えていきます。
この、株主資本率が高いと、借金(負債)の割合が少ない事を意味します。ようするに健全だと大まかな判断が出来る訳ですね。