かえるの気長な生活日記。

FP会社勤務のへっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。

健康保険と年金・・ フェアに説明することの大事さ

医療保険ってみなさんどうお考えですか?

不要といえば不要だと思いますし、必要だという考え方もわかりますが、今回はそこ議論などではありません。
ただたまに「健康保険、高額療養費制度などがありますし、傷病手当金(会社員の場合)もあるので、しっかりと守ってくれています。医療保険はあまり必要ではないでしょうか。
一方で、年金制度はどうなるか不安じゃありませんか? 将来に備えて...

流れ的にはすごい納得しやすいのですが、少し腑に落ちません。

確かに年金の不安さは、僕も非常に感じています。
払い込みの額は上がっていますし、支給年齢も65歳からになっています。
破綻はないと思っていますが、支給額は少なくなるかも知れないという不安はあります。
ですので、医療保険よりも貯蓄や投資にっていう考えはわかります。

しかし健康保険も厳しくなってきているのかも・・・

f:id:kaeru_onou:20190320221033p:plain破綻と言いますか、不安って言う事であれば、健康保険制度もかなり不安ではないでしょうか?

この表は、高額療養費の自己負担限度額*1の推移です(簡易的にまとめています)。
1ヶ月の医療費が自己負担限度額を超えた分については、健康保険が負担してくれるという、良い制度なのですが、その自己負担の部分が以前に比べて、どんどんと高くなってきています。

以前までは、自由診療(自費)だった手術や、例えば高額になりがちな抗ガン剤治療なども健康保険の適用になってきていますので、非常にありがたいのですが、一方でその分の負担増になって来ているかと思います。

また、次のようなニュースもあります。

大企業の会社員が加入する健康保険組合が相次いで保険料率を引き上げる。新日本製鉄やソニーなど今年度中に実施するのは約1500ある組合の4割程度に達する見込み。地方自治体が運営する高齢者医療制度に拠出している支援金の負担が重いためで、家計や企業収益を圧迫する。引き上げでも費用を吸収しきれず、健保組合全体で年間6000億円規模の赤字を見込む。

 健保組合は企業が単独または同業単位で設立する健康保険。従業員と企業が保険料を原則として折半で負担し、従業員とその家族の医療費を給付する。約3000万人が加入している。
健保組合、4割が保険料上げ 新日鉄やソニー、高齢者医療の拠出重く  :日本経済新聞

したがって、健康保険も順調に負担額も上がっており、単純に安心を過信してはいけないかと思います。
だからと言って医療保険を勧めている訳ではありません。 現金で備えるのも方法だと思っています。

フェアに説明するってことが、ほんとに大事だなー

年金制度や保険制度、社会保障制度をしっかりと説明することの大事さを感じるこのごろです。
ただ、なんだかんだと言って老後が一番なので、僕自身はそこの対策を一番に考えていますし、相談でも重要とさせて頂いています。

*1:簡単に言いますと、高額療養費とは同じ病院や診療所で支払った1ケ月の医療費が、自己負担限度額を越える場合には、その額が手続きをすれば戻ってくるという制度です。
越えた部分を健康保険が負担してくれています。