やっと第10版のウォール街のランダムウォーカーを読み終わりました。以前のも読んでいたのですが、新鮮な気持ちで読めました(バブルのお話のところ以外は・・・)
マルキール先生といえばインデックス投資ですが、アクティブ投資、特に個人投資家の個別株投資を否定されている訳ではありません。
どう言ったスタンスかと言いますと、ウォール街に打ち勝つ方法として、
第1にインデックスファンドを使った投資。 なお良いのが色んな資産に分散。
その上でインデックス投資をベースに、個別投資をプラスアルファ・・・。 インデックス投資も個別投資もする僕としては楽しく読める訳なんです。
もちろん簡単ではありますが、個別投資のスタンスが書かれています。
- ルール1
少なくとも五年間は、1株当たり利益が平均を上回る成長を期待できる銘柄のみを購入すること - ルール2
企業のファンダメンタル価値が正当化できる以上の値段を払って株式を買ってはならない - ルール3
近い将来、「砂上の楼閣」作りが始まる土台となるような、確固たる成長見通しのある銘柄を購入するとよい - ルール4
なるべく売買の頻度を減らすべし(やはり大事なの低コスト)
すごくシンプルに答えられています。 あまりオススメはされていないんですけね(笑
僕もリストに上げられているようなことを意識して、個別株投資にチャンレジしているのですが、予測する・企業を見るがホント難しいと思います(汗) そして、それを耐えることが・・・
これもバリュー投資になるんですかね。 ただし「資産的に割安銘柄に投資」と言うよりも、「収益的に割安な・割安成長株に投資」と言う感じのようです。
マルキールの通りではありませんが、バフェットやピーター・リンチのスタイルと通ずる部分もありますので、僕としてはオーソドックスに良い企業を安く買うを実践していきたいと思います。