先日、ライフネット生命の岩瀬大輔さんのセミナーがありましたので、参加してきました。
経済やダボス会議のことについてなど色々と面白かったのですが、中でもうーん。考えさせれたのが、社会保険と民間の保険についてのできること、できないことでしたのでメモメモ。
民間の保険では大きく3つできない事があるそうです。
リスクの移転
民間だと、持病があったりすると保険に入れない場合があったりしますし、年齢が高いと保険料が高くなったりします。
しかし健康保険では、そう言った持病や死亡のリスクで判断はしていません。 誰でも加入できます。
所得の再分配
民間の場合は、年齢や健康状態が同じであれば保険料は同じです。
しかし、健康保険では、年収が高い人が多く払うようになっています。受けれる内容は同じですが、年収が高い人が負担してくれています。
公費の存在
国民健康保険が赤字というニュースがよくでています(市町村で運営されていますので、よく出るんだと思います)。
足りなかった場合はどうなるかと言いますと、公費が投入されます。 民間の保険だとそういうことはできません。 赤字が行き過ぎると「倒産」となりますので、大きく違います。
日本の社会保障って、完璧ではありませんが安心できる仕組みになっていると思います。
しかし、こう言った仕組みもタダではないんですよね。 安心できるこれからにするためには、使いすぎちゃいけないと思いますし、あやhり時勢にあった見直しなども必要なんだと思います。 そう考えると、すべての世代で負担がいくと思うんですよね。
そんなわけで、無駄遣いに気を付けようと、より自分の仕事を頑張ろうと思ったセミナーでした。