いつも感謝してもしきれない竹川美奈子さんより書籍を頂戴いたしました。
FPとして少しご協力させていただいておりまして、まら新たな気持ちで書籍を拝読いたしましたが、40代,50代、60代の方に取ってお役立ちとなる、大事な内容がつまった書籍だと思います。
- 序章 知ることで不安は払拭できる
- 第1章 公的年金は長生きリスクに備える最強の保険
- 第2章 意外と知らない退職給付(退職金・企業年金)制度
- 第3章 人生を通してお金をふやし、楽しく使うための「管理術」
- 第4章 非課税制度を活用!自分でも老後資金を準備
- 第5章 公的年金や企業年金、iDeCoの資産をどう受け取ればよいか
- 第6章 「自分で準備」してきた分をどう引き出すか
人生後半はお金の管理、コントロールが大事な仕事と言えるかと思います。 お金を自分事とするための内容が、竹川さんらしい視点で細かいところまで分かりやすく解説されています。
竹川さんと退職前世代のセミナーについて、いろいろとお話が盛り上がるのですが、それまでに積み上げて来られた内容がしっかりと反映されているからではないでしょうか。
加入中、これまでの退職金制度をご存知ですか?
とくに第2章は企業に退職金制度がある方だけではなく、以前に退職金制度があった会社にお勤めされていた方は、読んでおいて頂きたいです。
例えば、入っていたことを忘れがちな企業年金。 年金の未請求者がH31.3月末で、117万人もおられるのです。
転職、合併、退職金制度の変更など、皆さんはより変化の時代で働かれてこられているかと思いますので、第2章を読んでチェック頂きたいと思います。
本書を読んでFP・金融機関いらずに!
他にも、5章、6章では、なかなか相談できる場が少ない、退職金・各種年金の受け取り方法などが取り上げられています。
退職後の働き方や、生活スタイル、現在の資産など、人それぞれですので、本来は自分にあった受け取り方をことが大事なのですが、実際にはよくわからないまま、先輩方と同じような受け取り方をした。と言われる退職金。 なかなかもったいない現状のようです。
僕が言うのなんですが...。 正直多くのFPさんはあまり強く印象を受けていますので、本書を持って各所に問い合わせ、分からないところや、難しい内容のときだけ、FPや各専門、場合によって金融機関を活用するぐらいなって欲しいと思っております。
もちろん自営業・フリーランスの方に届いて欲しいです。
配偶者の方にもぜひ手に取って欲しい
主婦(夫)の方も、お勤めされてされていましたら企業年金に加入されていたかもしれませんので、その確認も大事ですし、また配偶者の退職金制度などをしっかりと調べておくことが大事ですので、サポートして頂ければと思っています。
長くなってしまいましたが、個人的にはすごく熱い内容となっている一冊ですので、ぜひ手に取って頂ければと思います!
微力ながらお手伝いできて本当に嬉しかったです。
定年前後のお金と手続きがまるごとわかる本 2019年版 /家計の総合相談センター | ||||
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