『投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019』が発表されました。会の様子は、QUICK資産運用研究所が、発表会と懇親会ことも詳しく報じてくださっています。
TOP3は eMAXIS Slim シリーズが独占、1位は全世界株式
気になる結果ですが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が1位になりました。
昨年は先進国株式は1位でしたが、今年は全世界株式。
メインとなる投資地域の流れが徐々に変わってきているのかもしれませんね。
- 1位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 2位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 3位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 4位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 5位 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)*
- 6位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 7位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド*
- 7位 グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
- 9位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
- 10位 SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
※赤ポチはアクティブファンド、青ポチはバランスファンドになります。
昨年までと同様、やはりコスト(運用管理費用)が低いインデックスファンドが上位を入賞しています。
一方でアクティブファンドは、12位:農林中金<パートナーズ>長期厳選投資:おおぶね、14位:ひふみ投信、15位:結い2101。と、TOP20に3本どまりでした。根強いファンがおられるのは嬉しいですね。
今回一番気になったのは、7位のグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)。レバレッジを効かせた、かなり攻めている印象を感じているファンドになります。リスクオンの感じがファンドにも出てきているようですね。
投資家がリスクを取って、リターン(収益)を追求しやすい相場状況を表した金融用語です。2008年のリーマン・ショック以降から、金融用語として浸透してきました。例えば、欧米などの主要先進国の景気が良好な場合には、株式などに投資家の資金が向かいやすくなります。また、比較的リスクが高い新興国の株式や高金利通貨にも、ハイリターンを狙った資金が向かいます。対義語はリスクオフです。 リスクオン│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
ほんと素敵な個人投資家による個人投資家のための会でした。 運営として参加させて頂きましたが、運営委員長のイーノさんをはじめ運営みなさま、投票してくださった皆様、足を運んでくださったみなさま本当にありがとうございます!
来年もよろしくくお願いいたします!!