かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

ココカラさんの決算

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さて、世間ではギリシャ問題やP&Gの誤発注問題で、株式市場が大きく下げ、為替も上に行ったり下に行ったりと大変なようですね。
そんな大荒れを予想できるはずもないですし、そのドーン!という相場を上手く活かせそうにないので、じっとしています。

ただそのなかで、3098:コカラファインが、2009年3月期の決算を発表していました。

ココカラファイン


はい!大幅な減益予想です。 売上げなどは順調そうなんですけどね・・・。
まぁー大きな成長は見込めないけど、まだ安いだろうと思っていたので、ちょっとびっくり(汗)

では、この"増収減益"の原因はなんだろう?と見てみると、
次期は「資産除去債務に関する会計基準」を新たに適用し、それに伴う影響額を特別損失として計上するため、当期純利益は3,100百万円(同25.6%減)を想定しております。

どうやら、「資産除去債務に関する会計基準」というのが問題なようですね。 撤退費用みたいなのを先に計上しておくようです(今期は出店40、退店25)。 この額がどれくらいかはハッキリと記載されていない(IRに聞かなきゃですね。)のですが、他の企業でも大きな影響があるようです。

2010年度から資産除去債務に関する会計基準が強制適用されるのに合わせて、上場企業ではその対応が進められている。

資産除去債務は、国際会計基準とのコンバージェンス(収れん)として導入される新たな会計基準である。将来、建物や施設などの固定資産を除去するときに法令や契約で求められる対策費用を、あらかじめ債務として認識することを義務づける。建物内に残された吹き付けアスベストの除去費用や使用中のPCB含有設備の処理費用、土壌汚染の調査費用などが該当する。
みずほ情報総研:資産除去債務はスタートライン

ビジネスモデルが崩れたという事での減益ではないので、のんびり構えても良いとは思いますが、とりあえずPER的にみて割高に映るでしょうから、もうちょっと下げることもありそうですね。
まぁーこの下げでまた安くなってきた企業もありますので、乗り換えを少し考えた方が良さそうかもですね。
あと今期は、新型インフルエンザのような病気がはやらないことを願っていますし・・・・・

まぁーそれでも一時期に比べるとどこも高くなっていますね(汗)