かえるの気長な生活日記。

FP会社勤務のへっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。

IT企業の事業の継続性ってむずかしいようで

少し気になるニュースが出ていたので、メモ。

1. インデックスが赤字幅拡大
インデックス・ホールディングスは26日、2007年8月期の連結最終損益が158億円の赤字(前の期は30億円の黒字)だったと発表した。従来予想は45億—80億円の赤字。グループ会社再編に伴い関係会社売却損など特別損失が195億円に膨らんだ。期末配当は計画より100円減らし、200円(前の期は300円)とする。
NIKKEI NET(日経ネット):ベンチャー ニュース−新興企業やベンチャービジネスを速報

結構な修正幅のようです。ここも楽天やライブドアの様にM&A等を繰り返して大きくなってきた会社です。

大手メディアとも提携等もしているので、ここまで業績が悪くなったのは少し不思議な感じが有ります。

こんな開示も出ています。大手の監査法人から少し小振りな監査法人への移動.....。

 公認会計士等の異動に関するお知らせ

なんか、すこし不安な感じがしますね。

2. ドリコムが猛烈な勢いで経営が危ない感じ
ドリコムは10月26日、2008年3月期の連結業績予想を修正し、最終損益を4000万円の黒字としていた従来予想から一転、1億8000万円の赤字になる見通しだと発表した。複数の大型案件の失注が響いた。

4〜9月期、Webサイト構築・更新システム「ドリコムCMS」パッケージ版で複数の大型案件を失注。売上高が15%減る一方、システム外注費の発生などで費用が13%増え、営業利益が当初見通しを下回った。子会社ドリコムマーケティングの事務所移転による特別損失や繰延税金資産の取り崩しで、最終損益も減る見通し。
ドリコム、2期連続で最終赤字に - ITmedia News

ドリコム側の発表がいまいちよく判らないのですが、失注して外注費が13%なぜ増えるのでしょ?

で、1億8000万の赤字です。完全に戦略ミスのようです。

というか、上場まではサイバーエージェント等に売上げの大半を頼っていたかんじなので、見えていた結果なのかもしれませんね。

4〜6月期の1Qの概況を見た時に支払い利息だけで約500百万円程、有利子負債が18億円程あったはずなのでこれは相当しんどいのではないでしょうか。

これを見て感じるのは、企業が安定して収益を得るのは非常に大変なのですね。

投資の割安性に最近着目しがちですが、しっかりとしたビジネスモデルができているかをちゃんと確認していきたいと思います。

追記 10/30

ネット広告を主な収益源にしているオールアバウトとエキサイトの2社が10月30日、2008年3月期通期連結業績の下方修正を発表した。両社ともネット広告市場の低迷を理由に挙げている。

 オールアバウトは「昨年度からネット広告市場に停滞感があり、需要の多い9月を迎えても需要が戻らなかったため」下方修正したといい、修正後売上高は前回予想より3億円減の50億円、営業利益、経常利益はともに1億7000万円減の2億5000万円になる見通し。純利益予想は「中期計画策定中のため」(同社)明らかにしていない。

 エキサイトは「広告事業の市場環境に緩やかな回復の兆しが見え始めている」としたが、回復が低水準にとどまったほか、エンターテインメントコンテンツの仕入れコストがかさんだため、営業利益、経常利益をそれぞれ、前回予想より5億7000万円減の3000万円に大幅下方修正する。
ネット広告低迷 オールアバウトとエキサイトが下方修正 - ITmedia News

こちらも、下方修正です。比較的有名どころが相次いで業績がヨロシクないのは少し心配です。

当分の間、IT企業は警戒されそうですね。