今回は投資ブログエナフンさんの梨の木を書かれておられるエナフン(奥山月仁)さんの書かれた本を読んでみました。
株式投資の本質的なイメージをとらえることができるのではないでしょうか。
内容はと言いますと、「会社の値段」がどのような感じで決まっているのかを、会社を毎年実がなる"梨の木"におきかえて判りやすく順を追って説明がされています。
なので第1部の『会社の値段はどう決まるのか?』はふむふむと読むことができました。
ただちょっと、第2部の『株式投資に「エナフン理論」を使う』のところでちょっと僕的にはつまづいた感じになりました。
本の中で投資に大事な式、とくに僕の投資の仕方では非常に参考になる式、企業の価値に対して割安だと判断するための式として、
エナフン理論(収益価値)という式が出てきます。
株価は"3つ"の要素で決まっているとのことで、非常にシンプルで覚えやすい式ですね。
ただ一番のネックは"リスクプレミアム"でした。P.150からの「エナフン理論を投資に役立てる方法」を何度か読み返してみたのですが、リスクプレミアムには引っかかってしまいました。
ですが、ここが大事なところだと言うのも認識しました。特にファンダメンタルズ分析のところについては、復習してしっかり投資に役立てたいと思います。
話は戻りますが、リスクプレミアム(不確実性要因)という見えにくいところをどう測るかがポイントになりそうです。式自体は簡単なのですが、それを裏付ける投資の分析力、会計力などの基礎をおさえておく必要がありそうです。
※ たぶんそんなに難しくはないとは思うんですが、難しく考えすぎているのかも知れません(汗)
そんな訳で見えないものと戦うために頑張って自分なりに勉強も頑張っていきたいと思います♪
あと、最後に本のなかのエナフン一家にエピソードがあるんですが、思わずほろりと・・・・。