かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

投資家が物価に与える影響

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コモディティ市場が案外小さい事が判って頂いたと思いますが、

じゃ〜なんで上がっているかですよね。
大きな要因として、インデックス投資家さんの影響があるそうです。インデッテクス投資家さんはBuy&Holdのスタンスの方が多いと思います。その買いの資金が商品市況に影響を与えているようです。
コモディティ市場に連動したは2005年あたりから設定されたようで比較的運用自体新しいようですが、ETFや投資信託が設定され資金流入がおきているようです。

ネットの買い残がモーレツに積み上がっているようなのですが、その資料が見つけられないです・・・・・。
申し訳ないです。

Yahoo!

で、CRB指数を見てみますと、まさにその当たりからうらやましい右肩上がりのチャートですね。
カトリーナなどハリケーンでの原油の心配。干ばつなどで小麦の心配などがあったと思います。
ですが、そのような事って過去を見ても何度もあった訳ですよね。それだけはこのようなチャートにはならないとやはり感じます。
まぁ〜商品の指数なので消費者としては困る訳ですが・・・・・。

一応、DBCをCRB指数に連動している、Lyxor(リクソー)のETFやS&P500指数と比較しておきます。
 青: PowerShares DB Commodity Index Tracking Fund DBC
 赤: Lyxor ETF Commodities Crb (Reuters/Jefferies Crb I LCTY.L
 緑: Lyxor ETF Commodities Crb Non-Energy (Reuters/Jeff LCNE.L
となっています。

Yahoo!

基本的にはコモディティ(商品)自体は、企業と違い利益を生み出してきません。
目安となる指標がないので割高かどうかが判らないのですが、市場も大きくないせいで、需要で価格が上がっているようです。
これに合わせヘッジファンドが仕掛けたりするので、変動幅(ボラティリティ)が大きくなり、新しい投資家の資金を集める形になっているようです。

で、まだまだ資金の流入は続きそうです。
Amexが先週、ロイターのContinuous Commodity Total Return Indexに連動するインデックス・ファンドとして、GreenHaven Continuous Commodity Index Fund(Amex: GCC)を開始したようですし、
仏アクサが、、東証に上場させようと検討いる「EasyETF S&P GSCI TM」になるそうですが、これもGSCI連動するETFとなっています。

サブプライムローンの時もそうでしたが、運用者がお金儲けの為だけにどんどんと新商品を売り出して加熱させる傾向がコモディティ市場にもやってきているような感じです。
そんな訳でもう少し輸入製品の物価高は続きそうな感じがしますね。円安になりますと、輸入価格が上昇する事になりますので、更にしんどい状況になると言うことです。
ほんと、日本は海外に左右される体質ですね・・・・。

そんな訳で世界の投資家さん、あまり日本をいじめないでください♪