さて、4689 ヤフーの決算が発表されました。四半期決算のお知らせ
とりあえずの数字ですが、
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 1株利益 | |
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2007.3 3Q | 154,922 | 76,699 | 74,337 | 693,0.4円 |
2006.3 3Q | 126,638 | 58,545 | 56,926 | 1125,94円 |
2007.3 予想 | 209,192 | 100,438 | 929.85円 | |
と、なっています。増収増益は続いていますし、相変わらず文句のない利益率50%となっています。
ヤフーの懸念は成長鈍化だけのようです。売上げの成長率も鈍化とは言え20%となっています。まぁ〜色々と成長鈍化の声は出ているみたいです。
一番大きな問題は広告収入でしょうか。その件についてヤフー自体も把握しており、対策は練られているようです。来期からの導入みたいです。
細かな新しい広告も順調に売り上げを伸ばしているようなので、まだヤフーの大きさは生きているようです。
簡単にみたのですが、ショッピング部門やオークション部門等はまだまだ好調です。下記に色々と引用していますが手抜きはないようです。
気になる問題としては、ソフトバンクの携帯事業、子会社の不祥事でしょうか・・・・。
通期時にはインターネット総合研究所の件は、損失計上されると思うのですが・・・・。
それと、前期に比べ大きく有利子負債が増えていますが、問題はないように思います。
あとは、Web2.0企業と呼ばれるIT企業の多くが、Googleとタッグを組んでいます。
PERも、以前高く非常に危うい感じですが、もう少し付き合ってみてみようと思います。
■ここからは色々と、気になるヤフーのnewsです。
ヤフーの井上雅博代表取締役社長兼CEOは24日、新たな広告プラットフォームを2007年第1四半期(4〜6月)中に実装する計画を明らかにした。
新検索広告プラットフォーム「Panama」は第1四半期に導入より
アメリカでも話題になっているのが、この広告タイプみたいです。検索連動型の広告だとおもいます。
Googleには、大きく水をあけられているので、期待されているようです。
ネットサービス国内最大手のヤフーは今月から、ニュース配信サイト「Yahoo!ニュース」に情報を提供する新聞社などのニュースサイトにネット広告を配り、広告料金も配分し始めた。ネット広告媒体として圧倒的な地盤を築いたことを活用。ニュースを提供する利点を訴えて配信元を増やし、サイトの中身をさらに充実させる狙いだ。
ヤフー、情報提供の新聞社などにネット広告より
ヤフーは10日、レンタルサーバー"Yahoo! ウェブホスティング"の新サービスとして、ネットショップを運営できるサービス"かんたんネットショップ"を同日付けで開始したと発表した。料金は初期費用が5000円(6月末まで無料)、月額費用はアクセス数や注文数にかかわらず3500円(初月無料)。カード決済を利用する場合は別途手数料が必要となる。
"かんたんネットショップ"を開始より
三井住友カードは15日、同社が、昨年11月から会員向けホームページ上にて運営するネットショッピングサイト「ポイントUPモール」に、1月下旬より、ヤフーが参加すると発表した。
三井住友カードのネットショッピングサイトにヤフーが参加より
ヤフーは1月22日、NTTドコモのiモード公式サイト「ヤフオクストア」を開始したと発表した。iモードメニュー「ショッピング/チケット」内の「ショッピングモール/オークション」に掲載される。
ドコモ公式サイトで法人商品限定の「ヤフオクストア」より
決算を見てみると、こういった小さい事業を確実が収益に繋がっているように感じます。
ヤフーという看板があるからこそなんですが、僕自体は、あまりヤフーのサービスを使っていないんですが、これからも便利なWEBサービスを少し期待しています。