さて、5月1日から三角合併が解禁になりましたね。最初の三角合併される企業はどこになるんでしょうか・・・・?
少しわかりにくい三角合併ですが、僕が気になっている点を書いておきたいと思います。
その前に三角合併を他のサイトに説明して頂きます。
親会社(外国会社)が、日本国内に100%出資の子会社B社を設立し、合併対象会社C社を吸収合併する。その際、合併対価としてその親会社の株式を付与する。
三角合併 - 野村證券
上記のサイトを見ても判りにくいので、問題点だけ簡単に書かせて頂きますと、
- 外国の企業に買収されるので、日本株が外国株に交換されることになります。
- 証券会社に外国証券の取引口座を開けば売買ができます。
外国企業が上場していなければ、売却は非常に困難となります。 - 合併が承認されるには「特別決議」が必要となります。
- 総議決権の過半数を持つ株主が出席して定足数を満たしたうえで、
出席株主の3分の2以上の議決権を持つ株主が賛成すれば成立する。 - 決議は承認。でも総会で反対しますと、
- 「買い取り請求権」が認められます。
企業に対し、保有株式を現金で買い取るよう求める権利です。
買い取り価格に合意できない場合は裁判所に公正な価格を判断してもらうことができます。
敵対的買収と考える経営陣の方には非常に困った事だとは思いますが・・・・・。
ただ、放っておきますと困った事になりうる可能性も有るわけです。
なので、三角合併の決議についての通知が来た場合には、
・情報の収集をする。ネットでニュースを集める、証券会社に言って説明を聞く。
・[賛成] [反対] の票を投じる。もし賛成時には売却できるかどうかを考慮する必要があります。
・情報の収集をする。ネットでニュースを集める、証券会社に言って説明を聞く。
・[賛成] [反対] の票を投じる。もし賛成時には売却できるかどうかを考慮する必要があります。
あと、東証には外国株式が上場しています。
この銘柄は証券会社によっては取り扱っていますが、日本株に交換してくれるのであれば売却が少し容易になるかもしれません。
追記としてですが、今後のためにも重要な事として、
・住所変更はきちっとしておく。決議書が届かないのは困りますよね。
・株券の電子化が2009年に始まります。お手持ちの株券が紙くずになる可能性があるので、まずは証券会社へ!!
三角合併も行われていくでしょうから、その都度一つずつ事例をみて勉強していきたいと思います。
・住所変更はきちっとしておく。決議書が届かないのは困りますよね。
・株券の電子化が2009年に始まります。お手持ちの株券が紙くずになる可能性があるので、まずは証券会社へ!!
三角合併も行われていくでしょうから、その都度一つずつ事例をみて勉強していきたいと思います。