かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

アメリカがマイナス金利?

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アメリカがマイナス金利と言う話があるのですが、CPI?コアインフレ?
はっきり言って判りません!なので簡単にメモをしておきたいと思います。

よく判りませんが、実質金利というのを算出しなければいけません。式自体は至って簡単です。

実質金利=FF金利*1−CPI(消費者物価指数)

FF金利についてはよくニュースで聞こえてきますが、CPI(消費者物価指数)が少しややこしいようです。
CPIは米労働省が発表しています。食品やアパレルなど2000項目以上の価格の統計を出しています。要するに値段が上がったか下がったを出しています。

で、一般的にCPIの数字は「コア・インフレ」を使用しています。コア・インフレとは物価変動の激しい食品やエネルギー関連の数値を除いた数値になっています。

現時点では、2008年1月時点のCPIが出ているので、計算してみますと、

実質金利3.0%−2.5% (NIKKEI NETでCPIが確認できます。)
実質金利=0.5%利程度となっているようです。

注意してほしいのが、CPIを見てみますと4.3%となっています。のでこちらの数字を使えばマイナス金利に突入しています。
コモディティ価格の上昇している影響もあり原油や食料品は大きく値上がりしていますし、原油は1バレル100ドルを越えて最高値を更新していますので、このまま高止まりすればさらに、コア・インフレの上昇も考えられます。

このような状況がどうアメリカ経済に影響するのか判らないのですが、

イメージとしてあんまり良くない状況ですよね?

とりあえず、マイナス金利だろうが、好景気だろうが、シティモルガンスタンレーUBSが損失を明らかにしない限り気持ち悪いのですし、GMの状況が思わしくないのが少し恐い感じもしますので、あまりしたくはないのですが、外国株式インデックスファンドは少し前に、違うファンド(STAMグローバル)に乗り換えるために売りました。そんな、ついでに少しタイミングを見ています。

*1 米国の民間銀行は預金残高に応じて米国の中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)に準備預金を行う。
この準備預金をフェデラル・ファンド(FF)と呼び、その資金を短期市場で調達する際の金利をFF金利という。FRBはFF金利の目標を誘導することで金融市場における資金の需給調節を行う政策金利みたいな感じです。