かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

藤野さんに投資のコツを聞いてみました

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先日、ひふみ投信にお伺いしたときにファンドマネジャーの藤野さんにお話をお伺いしたのですが、ちょっと個人的に初心者が個別株に投資するコツについてお聞きしちゃったのでちょっとメモメモ・・・・。

  • 基本的に黒字の会社が良いです。赤字が3年も続いている会社は避けた方がいい。景気の流れ的に1年もしくは2年と赤字になることがあるが、それ以上は何か問題がある。
  • 黒字の企業を見る場合、さらに良いのが増収増益であればなお良いです。 やはり、結果が出ている企業に注目してほしいです。
  • あと、会社の癖を見て欲しいです。 業績の修正、特に上方修正を出す会社は、比較的繰り返し業績の上方修正を出します。(これが癖の一つです)
    ただし、上方修正の発表後は株価が急騰する場合があるので、1ヶ月、2ヶ月後に株価が落ち着いて来たときにチェックをしてください。
  • 上の3つに当てはまるような会社を集めて選別しておきます。 そしてそれらの株価を見るのではなく、集めて整理などしておくのが大事です。
  • ビジネスモデルのの分析はそれからになります。「ビジネスモデルの分析をしないと投資に失敗する」と言うことはありません。ただ、判りやすい企業の方が長く投資できることは確かです。
  • なぜ、これまでのような事をするかと言うと、無理矢理買わない、はやりを買わないためです。 
  • あと、大事なことはHPを見ることです。そこで社長のメッセージを見ることです。
    自分の言葉で語っている社長は少ないです。多くが紋切り型のメッセージです。やはり自分の言葉で語っている会社は自信があるか、社長がしっかりとしているはずです。

今回なぜこのような事を聞いたのかと言いますと、個別株で分析して投資をする場合、さくっと流れを見ると、決算の分析をして、ビジネスモデルの分析をして〜と言った本をみかけます。
で、僕としては、このビジネスモデルの分析っていうのが、あまり納得ができないのです・・・(汗) ある意味ビジネスの理解ができないのですねているとも言います・・・。

経営者でさえビジネスについての道を誤ることがあるでしょうし、投資専業の方達のビジネスモデルの分析を見てても、間違うのを少なからず見てきました。
経営者や職業としてきた人たちが間違うことも多々ある、そんな非常に判りにくいところ、はたしてサラリーマン投資家が簡単に分析ができるのでしょうか。 僕はできないと思っています。 まぁーBtoC、BはBusiness(企業)、CはConsumer(消費者)の、スーパーなどの小売りならある程度の理解はできますが、今の多くの企業はそんなに簡単ではないと思います。

じゃー個人投資家に負担がない個別株の投資はどうすれば良いのか?とお聞きした藤野さんのお答えが上のリストです。(うーん実践できるているのもありますが、HP上の社長のメッセージは軽くながしていました。)


あと、個人的に僕の考えを付け足しますと、過去は簡単に振り返る事ができるので、5年の決算短信を比較して良さそうな企業で、なおかつその業界が伸びそうであれば投資しても良いのではないか。という、なかなかアバウトな考えに至っているこの頃です・・・。

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