21日は、ひふみ投信さんのセミナーで、お話しをさせていただきました。 まだまだ前で喋るのにはスキル不足を痛感しておりますが、セミナーの内容については、あまのゆか (flyingLarus) さんが、つぶやいてくださったので、まとめてさせていただきました。
他にも、ひふみ投信のセミナーの感想を書いてくださったのブログです。 感想書いていただけただけでも嬉しいです! ありがとうございます。
FP栗本の幸せ日記:変化への対応
ひふみ投信のセミナーに行ってきました | ソラの投資スケッチブック
flyingLarus|そらとぶかもめ ≫ ひふみ投信セミナーでかえるさんのお話を聞いてきました。
flyingLarus | ひふみ投信セミナー。トップバッターはかえるさん。 | link | |
flyingLarus | 「預金に勝ちたいんです」かえる:個人投資家としての考え。資産三分法(現金、不動産、証券)と言われてきたが、僕が考えているのは資産四文法(+自己投資)。 | link | |
flyingLarus | かえる:大きく儲ける投資とふやす投資について。投資信託は大きく儲けるツール(集中、レバレッジ)ではない。それなりのリスクがある。ふやす投資(分散、長期、低コスト)は個人差があり、短期的に儲けると言う考えだと合わない。 | link | |
flyingLarus | かえる:資産形成には元本が大きい方がいい。リターンが一番不確実で読めない。仕事と生活を安定させることの方が相対的にリターンが大きくなるのではないか。そこに「自己投資」を合わせることで、リターンが確実になるのではないか。 | link | |
flyingLarus | かえる:「自己投資」とは?→精神、健康、時間、知識など自分自身への投資。巷にいろんな本があるが、読んだだけでやった気分になったり、さぼるための時間短縮などではなく「実行すること」が大切。仕事とお金だけを残しても満足できる結果にならないのではないか。生活をおざなりにしてはいけない。 | link | |
flyingLarus | かえる:信託報酬について。同じリターンだったら、1%でも高い信託報酬だとかなりの損。低コストな商品を選ぶべき。積み重ねる時間(毎月○万円を○○年投資)によって無理なく長く運用することで増える。 | link | |
flyingLarus | かえる:ひふみ投信について、自分と合う方針、中小型株への投資、絶対収益と言うスタンス、チーム運用。合わない方針、下落時に株式を50%まで引き下げる、企業選択に一貫性がない。→合わない方針とは、「自分が買わない株」だからこそ分散投資と言えるのではないか? | link | |
flyingLarus | かえる:ひふみ投信の銘柄内容。エクセレント企業と非エクセレント企業のばらけ具合が良い。非エクセレント企業の方がリターンが大きいがリスクがある。自分ではやらないバラエティ。 | link | |
flyingLarus | かえる:絶対収益スタンスについて。株は保有しているだけでは市場と連動→マイナスの可能性もある。日本市場はマイナスリターンが過去幾度かあり、預金に負けているのでは?人と同じことではなく、独自判断(下げの時に買う)が大切。ひふみ投信はこのスタンスでやっている。 | link | |
flyingLarus | 藤野:今回お話する内容は、長期投信の魅力、ひふみ投信のすすめを用意していたのだが、今回の震災によってかなり内容を変えて話したい。 | link | |
flyingLarus | 藤野:長期投資の魅力は、かえるさんのおはなしにもあったので今回は割愛(資料あり)。ひふみ投信について。これまで「投資はお金がある人」を対象に話をしてきたのではないか。「元手がなければ投資できない」が意識に有る。しかし、これからは投資は積み立てしながらする時代と考える。 | link | |
flyingLarus | 藤野:積み立てするなら早く始めた方が有利。長く保有すればするほど差が大きくなる。ひふみ投信は買付、解約にかかるコストはゼロ。低コスト(信託報酬が低い、自前営業で中抜きしていない)。運用利回りが全く同じであれば、手数料が低い方がいい。 | link | |
flyingLarus | 手数料差ってものすごい大きいぃ... | link | |
flyingLarus | 藤野:レオスではセミナーをUSTで無料で見ることが出来ます。是非ご覧ください。 | link | |
flyingLarus | 藤野:運用残高は280億ほどあり、国内外で運用実績がある。5名のチームで運用しており、柔軟な運用の仕組みを作っており、運用成績には地震がある。3月10日以降のお話をこれからする。 | link | |
flyingLarus | 藤野:これからの日本の歴史をかいた。「ビジネスに役立つ『商売の日本史』講義」。海彦、山彦の話をかいた。 http://amzn.to/ehPSLR 海彦は外に出て行くことが、山彦は平等安定が大好きな気質。中国が発展すると海彦気質に、中国が没落すると山彦気質になると言う仮説。 | link | |
flyingLarus | 藤野:遣唐使は海彦気質で、25%のリターンだったがたくさんの優秀な人材を派遣した。日本人はリスクをとらない民族と言われたが、遣唐使や他の事例をとっても、本当にそうだろうか? | link | |
flyingLarus | 藤野:西日本はカンボジアの文化が多く残っている。例えば「おおきに」と言う言葉やうどんと言う食べ物。今回の震災とは関係なく、これからは西日本の時代がくると執筆している時に感じていた。西日本出身の有能な経営者はたくさん居る。孫正義氏、日本電産の永森氏、ホリエモン、ユニクロの柳井氏。 | link | |
flyingLarus | 藤野:震災後のキーワード「分散」「西」「イニシアティブ」 | link | |
flyingLarus | 藤野:本にも書いたが、西の方にシフトしつつあると感じていた。この震災を期に東のパワーがさらに西への移動が加速するのではないか。大阪はがんばらないといけない。東京人と闘わないといけない | link | |
flyingLarus | 藤野:今回の震災での打撃は放射能の影響ではなく、電力の問題が大きいと考えている。普通にやっていたら3年は復活しないと予測。がんばれば1年かもしれない。予測ではなく物理的な問題。 | link | |
flyingLarus | 藤野:電力が半分しかない。夏場はこれではもたない。計画停電が続くのが必須。皆さんが今東京に行ったら街の暗さに驚くだろう。たった1週間で世界が変わってしまった。大阪にきて明るいことに驚いた。東京のコンビニは看板の電気を消しているので、営業しているかどうかわからない。 | link | |
flyingLarus | 藤野:オフィスも蛍光灯を消して、PCの明かりで仕事をしている状態。しかしビジネスは待ってくれない。韓国、アメリカ、中国...この状態で世界と闘えるだろうか。安定したサーバーも必要。西へのパワーシフトを予測。名古屋、大阪、福岡。一部海外へ。 | link | |
flyingLarus | 藤野:東京地域のレジャー、サービス、不動産は大打撃。逆に西日本にはこれらが大きなチャンスとなる。一方で東京から人が来るので、サラリーマンの方だと上司が増えるかもしれない。自営業者だと東京の業者とバッティングするかもしれない。 | link | |
flyingLarus | 藤野:魅力有る町づくりをすれば、東日本の人が定住する→長期的に発展する。「大阪だけが」と言う考えだけではなく「日本」「世界」を意識した町づくりが必要ではないか。 | link | |
flyingLarus | 藤野:今大手企業は西日本への転勤命令が次々と起こっているときいている。メーカー、サービスともに。官僚や政治家のパワーシフトは遅れるだろう。これまで組織をつくって大きな雇用を生み出す実績がないから。民間企業の移動の方が早い。 | link | |
flyingLarus | 藤野:関西の不動産、設備投資、サービス関連は増えるのではないか。期せずして、震災が東京一極集中を崩し、西日本へ分散が進むだろう。東京がNO.1と思っている人は他の地域でうまくコミュニケーションできなければ、これからタフな状態になるだろう。 | link | |
flyingLarus | 藤野:震災後の銘柄選択ががらっと変わった。西にシフトしている。西日本が基盤でグローバルに活動し、判断の早い企業。 | link | |
flyingLarus | 藤野:震災でソーシャルネットワークが使えると言うことが認知された。スマートフォンの普及が進むだろう。クラウド化もより注目される。evernote、Dropboxなど。分散型の電力消費(スマートグリット)、太陽光などの代替エネルギーの大規模化が進む。 | link | |
flyingLarus | 藤野:代替エネルギーは実際のところ、現在の原発よりも電力が低いだろうが、今の国民感情としては原発使用に関して積極的になれないだろう。サマータイム導入も検討されるだろう。電力低下がとてつもなく大きな影響で、国の競争力を左右するし個々人の働き方をも変化させる。 | link | |
flyingLarus | 藤野:ネット系(クラウド系)で新しいことをする人は今かなり必要とされるのではないか。震災前のルールで頭が変わらない人、対応できない会社や組織はかなりつらいだろう。グローバルかも進むのでは。 | link | |
flyingLarus | 藤野:(トピックスの図)ひふみ投信の特色の一つは、銘柄選択が独特で柔軟であり現金を動かすこと。震災の前に偶然にもキャッシュを7→15%に上げていた。この震災がなくともマーケットが下がると思っていたから。本当はもっと大胆にするつもりだったが、さすがに予想がつかなかった。 | link | |
flyingLarus | 藤野:3月11日のあと月曜にはさらに売った。これまで911、阪神大震災、リーマンショック、山一などの経験から、「二日半の法則」→二日間は下がり続ける。火曜に買い始めた。下げすぎた銘柄(震災に関係なく下がっていてこれからあがるであろう銘柄)を買った。 | link | |
flyingLarus | 藤野:普通、ひふみ投信ではこんな短期間に売買はしない。市場がドラスティックに動いたので緊急対応した。結果的に言うと市場は12%の下げだったが、ひふみは6%の下げにとどまった。 | link | |
flyingLarus | 藤野:おそらくこれから西への動きが加速するだろう。これを機に自分たちの企業、組織を見直し、しっかりのびていってほしい。東日本が打撃を受けている今、西日本が必死でがんばらないと日本は本格的に発展しなくなる。是非関西、西日本にがんばってほしい。 | link | |
flyingLarus | 藤野:「イニシアティブ」→「自分でやる」ということ。ゲームをメイクする。どんどん巻き込んでいく。これからの流れを壊し、自分たちで流れを作る。これが今後どんどん大切になる。西日本の人だけでなく、どの人にも言えるし、これまでも言ってきた。 | link | |
flyingLarus | 藤野:日本を盛り上げていきましょう! | link | |
flyingLarus | 質問:分散について。これから海外は日本をどう見るか。藤野:非常時になったのでありとあらゆる選択を考える。レオスとしてもどこに本社をおき、運用をどうしていくのか。その結果日本株に集中するかもしれないし、海外に集中するかもしれない。これから慎重に検討する。 | link | |
flyingLarus | 藤野:世界の投資家の目線は二極分化しているように思う。これまでは日本がドラスティックに変化しないことに対するいらだちがあったが、震災後よくも悪くも興味は有る。例えば新日鉄と住金が経営統合したが、今後水面下で経営統合の話があればどんどん進んでいくと思う。 | link | |
flyingLarus | 藤野:本社の移転、合併がどんどん進む→日本株が上昇すると、アクティブ投資家にとっては機転になるのでは。逆にお金を引き上げる人も居るだろう。動き早くなる。 | link | |
flyingLarus | 質問:今までのひふみ投信の実績はどうだったのか、退職しているので今後の運用についてリスクヘッジ、安全運用をするにはどうすれば良いか。藤野:一般論だが、退職後は株七割、債券3割は株が多すぎる気がする。7割債券3割株がよいのでは。株でも海外、日本と分散しておく方が良いのでは。 | link | |
flyingLarus | 藤野:中型株で重要なのは経営者と成長分野。構造変革のある企業を分析、情報力で選択している。例としてJPホールディングス。保育園の経営。民主党の施策や膨大な待機児童と言う背景、すばらしい経営者であり、これからものびるだろうと判断。他にJIN、朝日出版。 | link | |
flyingLarus | 藤野:あまり人気のない株(買われていない株)を買うことは重要だと思っている。今回のようなショックな出来事があっても振れ幅が少ないから。無名で凄く良い会社に投資するのは、外国人投資家や機関投資家、個人投資家があまり買っていないから。 | link | |
flyingLarus | 藤野:小さくて海外投資家に人気のある企業は危ない。 | link | |
flyingLarus | 藤野:中型株で重要なのは経営者と成長分野。構造変革のある企業を分析、情報力で選択している。例としてJPホールディングス。保育園の経営。民主党の施策や膨大な待機児童と言う背景、すばらしい経営者であり、これからものびるだろうと判断。他にJIN、朝日出版→朝日印刷に訂正。 | link | |
flyingLarus | かえるさん、熱く語る...! | link |
僕のお話させていただいた内容は、普段の生活の中で、僕としてはこれも『投資』じゃないかな?と、気付かずやっていることや、投資の対する姿勢を少し変えてみては?という内容です。
ですから、儲けると言った内容などではないので、満足度は低かったかもしれませんが、投資に対する心の負担を少しでも軽くできれば。と言う思い作りました。
機会をくださったひふみ投信、セミナーに来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。