かえるの気長な生活日記。

へっぽこ投資家が、みなさんの老後の不安を少しでも減らすお手伝いができるよう、資産形成に役立つ投資(直販投信、インデックス投資、確定拠出年金iDeCo、バリュー投資)を自ら実践・やさしく紹介しているブログです。◆当ブログにおける内容は、個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。

暗いままではダメなんですよね

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頑張れる人まで暗いままで良いのでしょうか?

震災発生から1カ月が経過したが、日本経済への影響について、市場関係者らの間では「立ち直りにかなり時間がかかる」(大手証券)との厳しい見方が強まりつつある。

 市場関係者らの震災当初の想定では、4〜6月期は生産の停滞などでマイナス成長に陥るものの、復興需要が悪影響を徐々に相殺。7〜9月期以降は景気回復基調を取り戻していくとの見方が多かった。だが、阪神大震災をはるかに上回る被害や原発事故の影響で、復旧作業が遅れている上、部品工場などの被災で、自動車や電機などの基幹産業の多くでフル生産再開のメドが立たない状態が続いている。さらに原発事故に伴う電力不足が夏場以降も経済の重荷となるとの見方が拡大。製造業の景況感を示す購買担当者指数は、2月の52.9から3月には46.4と過去最大の落ち込みを記録するなど企業のマインドが急激に冷え込んでいる。

 また、街角の景気実感を示す景気ウオッチャー調査も3月の現状判断指数が前月比20.7ポイント減と過去最大の下落幅となるなど個人の景況感も大きく悪化している。大手百貨店の3月の既存店売上高は各社1〜3割減と大幅に落ち込み、自粛ムードが消費を低迷させるリスクが強まっている。
東日本大震災:列島経済、広がる傷 立ち直り「長い時間」 電力不足、自粛足かせ - 毎日新聞

経済は感情で動く—— はじめての行動経済学
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先日、渋井真帆さんのセミナーでも、この話題が出ていました。
国民全体で復興に取り組むこと

復興の費用は約20兆円と言われているそうです。
寄付や義援金などに多くのお金が集まっていますが、日赤など義援金配分で委員会...既に1300億円:読売新聞とあるように、やはり義援金だけでは復興の費用をまかなうことはできません。

どうするのが一番いいのでしょうか・・・? 一番大事なのは、企業の活動・個人の活動により税金を納めることではないでしょうか。
2007年度などは50兆円の税収があったそうですが、2011年度は税収が40兆円ぐらいだそうです。 頑張ればまた税収を上げることはできると思います。 そしてこれに、個人・企業の得意分野である節約・上手い活用を、政府もうまく取り入れてくれば・・・
きっとそれが一番の近道ではないでしょうか。

暗い感情ばかりでは、日本の復興は遅れるばかりです。 動ける人たちが精一杯動くことが大事ですよね。


ただ心配もあります。 それは日本全体が、世界の感情と戦っていかなければいけませんよね。
原子力事故の評価尺度が最悪の「レベル7」になりました。 世界から見れば日本は非常に小さな島ですので、日本製・日本産というだけで、敬遠される動きが増えてくれかもしれません。
そうすることで、製造などはより海外での海外生産へシフトいきそうな・・・。

色々な意味で、非常に日本が頑張らないといけない時期だと思います。