ちょっと、井手正介さんの本を読んでいて気になる記述があったので、メモメモ...。
先進国、アメリカの企業はROEが安定しているが、日本の企業はROEが安定しておらず、長期的な視点で買いにくいと言った感じのことが....。
少しぐらいの上下でしたらいいんですが、マイナスの年が何度かあるとつらいですね。 これは日本の企業が景気に連動しやすい体質、輸出企業の為替の影響を受けている企業が多いってことが考えられそうです。
まぁービジネスモデルが強固ではないっとことなんですよね (汗) だから日本株に長期的な投資がしにくいんだと思います。
これには、経営の視点や日本のビジネスモデルの弱さがありそうですね。
アメリカなどはROE(収益力)を大きくすることに重きをおかれていますが、日本は収益をスタンスなんだと思いますが、
資産の方が拡大しちゃう傾向のようです。 それが負担になっているようです。
低金利なので設備投資ブームなどで数字がよく見えていたけど実は収益に繋がらず、数年後には増えた資産&借りた金利が負担に..。
そして資産のリストラをして回復を待つ...。ってのを繰り返していそうな感じです。
投資の基本の一つに、「リスクをおさえつつリターンを狙う」があると思います。 収益が安定している企業に投資というのは、一つのいい方法ではないでしょうか。
あと、先進国の方が良さそうな企業がたくさんありそうなんですから、為替リスクなどを考慮しても投資しない手はないと思っています(ただ僕は英語は読めないのでハードルは高いですが...)。
日本から見た場合、個別株の投資にこだわらないのであれば、世界の企業にも投資するのはかなり賢い投資法のようですね。
そんな感じなので、僕としては投資信託やETFを使ってではありますが、世界への投資を継続していきたいと思います。