さて、毎月分配の債券ETFが上場となって賛否両論あるようですね。
- 1677 : 上場インデックスファンド海外債券(Citigroup WGBI)毎月分配型
連動指数 : シティグループ 世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)
信託報酬 : 0.2625%
海外債券指数ETF(国内初の毎月分配型)
で、僕としては毎月分配はあまりスキではないですが、それなりに良いんでは? と、思っています。 ですが、自分の勘違いかもしれないので、他の方で参考になりそうなブログをピックアップ。
Passiveな投資とActiveな未来 日興AM、国内初の海外債券ETFを9月30日東証上場へ!
ETFの分配の回数は少ない方がいいのか? - ベムのメモ帳
ある貧乏人の投資信託物語 外国債券のインデックスに連動するETFが東証に上場
中田たろうの投資日記 シティグループ世界国債の国内ETFは要注意?(補足)
で、毎月分配が足を引っ張る、引っ張らないと意見があるようです。
これってお店のポイントと同じですよね。 すぐに使うか、貯めて使うか・・・・。 買い物をした時、毎回ポイントを使った方が得だったような・・・・。 でも、今回は複利効果があるので、結局は同じぐらいなような・・・・。
で、僕としては税金や証券会社のメリット面で、今回のETFは良いのでは? と思っています。
あまりと言う意見で、僕が疑問を感じた記事は、中田たろうさんの、リターン約4%ー信託報酬が分配、リターンがでたら全部分配...。ってなると、基準価額がほぼ変動しない事になると思うんです(汗)
基本的にETFの配当て調整のための配当が多いんだと思うです。 違うのでしょうか?
で、ここから僕の考えです。
今年から、配当の税制が変わったのです。 株式等と損益を通算させる事ができるようになりました。
損益を通算させる事によって、配当を取り戻せる可能性が増えた事は大きいのではないでしょうか。 出された配当が複利効果を得られないと言いますが、何十年の投資の内の長くても1年程度と考えれば、許せるような・・・・
あと、もう一つのメリットとしては、ネット証券である貸し株サービスですよね。
SBI証券 だと貸し株金利が0.50%。(対象にならないかも)
マネックス証券 だと貸し株金利が0.20%。
この2つ(損益通算+貸し株0.50%)を組み合わせれば、結構な差が付くのではないでしょうか?
海外債券インデックスファンドで0.63%取られますが、
このETFだと、0.50%−0.2625%=0.2375%増える事になります。 その分、証券会社というリスクを背負うことになりますが・・・。
そうなりますと、0.86%の信託報酬の差は、結構大きいのではないでしょうか?
※ 中田たろうさんの所で、貸し株の注意点を補足して頂きましたです。
そんな訳で、税金と上手くつき合って行きたいと思うこの頃です。