EV,EBITDAの数字を使う指標があります。
EV/EBITDA倍率とは、簡易買収率と呼ばれ広く使われているみたいです。
低EV/EBITDA銘柄は、平均のリターンを上回る事が、KAPPAさんの著書「東大卒医師が教える科学的「株」投資術」でも書かれています。
ようするに、EV(企業買収に必要な金額と、負債等の返済額)を、EBITDA(本業での現金収入等)の何年分になるかを求める計算になります。
この数字が小さければ、企業の収益に対して割安だと、判断することができます。
KAPPAさんの著書では"5"以下を目安としています。ようするに5年で回収できるという事です。
EV を毎年の EBITDA×5年以内に回収できるなら割安と判断しているようです。
※ 現在の証券会社のスクリーニングサービスで、EV/EBITDA倍率のチェック項目があるのは、楽天証券があるみたいです。
あとは四季報CD-ROMを使うのが一般的でしょうか。
少し最近の動向で気になる事があるのですが、会計方針が変更になっており、特別目的会社(SPC)が連結子会社の範囲になりSPC分の有利子負債も加わっています。
ということは、EVの企業価値は大きくなってしまいますし、簡易買収率も大きくなってしまいます。
なので1年前は割安に見えた会社も現在は割高になっている可能性もあります。
※ 現在の証券会社のスクリーニングサービスで、EV/EBITDA倍率のチェック項目があるのは、楽天証券があるみたいです。
あとは四季報CD-ROMを使うのが一般的でしょうか。
少し最近の動向で気になる事があるのですが、会計方針が変更になっており、特別目的会社(SPC)が連結子会社の範囲になりSPC分の有利子負債も加わっています。
ということは、EVの企業価値は大きくなってしまいますし、簡易買収率も大きくなってしまいます。
なので1年前は割安に見えた会社も現在は割高になっている可能性もあります。
難しいというか、計算するのに色々と大変そうな指標ですが、企業価値が少しでも判ればいいと思っています。ですが、会計方法に左右されるようなので、参考程度の指標と言ってよいのかもしれません。
機関投資家にも使われているでしょうし、本もたくさん出ているので、簡単に通用する指標ではないと思っています。
ですが、自分が興味を持った企業の判断する材料になると思います。