さて、東邦システムサイエンスの決算(2007年3月期 3Q決算)が発表されました。
基本的には順調です。と、いうか業績予想の修正とあり、上方修正がでていました。
何が良かったのか考えて行きたいと思います。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 1株利益 | |
---|---|---|---|---|
2007.3 3Q | 5,023 | 671 | 676 | 64.4円 |
2006.3 3Q | 4,052 | 392 | 437 | 41.円 |
2007.3 予想 | 6,800 | 700 | 700 | 66.9円 |
2007.3 修正 | 6,920 | 780 | 73.93円 |
売上利益率が、大幅に改善しているようです。19.3%→22.4%となっています。
営業利益率も大幅に改善となっています。ここが非常に大きいポイントのようです。
前期はM&Aにより社内体制が不十分だったみたいですが、見事に今期は改善しています。
主な取引先が野村総合研究所(NRI)なので、金融関係やセキュリティ関係に強みをもっています。
まだ需要が見込めそうな分野だと思います。日本の証券、金融システムは世界に比べ遅れているようですから、当分の間証券や銀行はお金を投資してくれそうです。
で、とりあえず良さそうなのあまり深く考ないでおこうと思います。
となりました。とりあえずは放置決定しました。
表を見てみると、今まで4Qに一番売上げを計上しています。なのでもう少し上があるのかもしれませんね・・・。
こんな事をしても気休めにしかならないので程々にしておきます。まぁそんなこんなでおさらいです。
株価 | 前期PER | 予想PER | 前期PBR | 株主資本比率 |
---|---|---|---|---|
948 | 16.07 | 12.8 | 1.50 | 55.9% |
ROE | ROA | 前期PCFR | 配当利回り | EV/EBITDA |
15.23 | 8.00 | 8.75 | 1.05% | 3.90倍 |
それにしても、この会社の一番の問題点は経営陣の姿勢でしょうか。
株主としては、上方修正は非常にうれしい事です。ですが、当初の今期の予想としては、[決算] 東邦システムサイエンスでも書いたのですが、減益予想だったのです。できれば、これからはこのような手法を使って欲しくないモノです。
なぜかと言いますと、恐くなって一時売ってしまったからです・・・・(汗")
ちゃんと企業をみれていればこんな事はなかったので、もっと勉強が必要ってことですね・・・・・。