先日、またまた日興アセットマネジメントさんに訪問してきました。
10/29日ということで、新しいETFの上場日でした。 遠くからですが東京証券取引所での上場セレモニーを見学してきました。
- 1547:上場インデックスファンド米国株式(S&P500)
連動指数 : S&P500指数
信託報酬: 0.168%
売買単位 : 10口
初日売買高 : 790株 - 1548:上場インデックスファンド中国H株
連動指数 : ハンセン中国企業株指数指数(HSCEI)
信託報酬: 0.5775%
売買単位 : 10口
初日売買高 : 4,800株 - 1549:上場インデックスファンドS&P CNX Nifty
連動指数 : S&P CNX Nifty指数先物(IH1)
信託報酬: 0.5775%
売買単位 : 10口
初日売買高 : 4,630株
1547:上場S&P500米国株・1549:上場インド株は、1680:上場MSCIコクサイ株の時と同じく先物を組み入れて運用されています。
先物と言うことで判断が分かれるところですが、先物は取引所が保証していますので、カウンターパーティーリスク*1ありません。
今回注目しているのは、1549:上場インデックスファンドS&P CNX Niftyです。
インド株式はETFの組成が難しいそうです。 流動性の観点からは問題はないらしいのですが、外国人保有規制や短期キャピタルゲインに関する事務処理が難しいそうです。
そのような理由もあるんだと思いますが、すでに上場している1678:インド株式ETF(信託報酬 0.9975%)はリンク債を使ったETNです。 ETNと言う理由で1678を避け、僕は中国株のETFでインド株式ETF2836.HK:iShares BSE SENSEX ETF(信託報酬0.99%)を保有していました。
ETNではないこと、信託報酬が両ETFに比べ低いということで非常に注目しています。 1549:上場インド株についてはしっかりとチェックして行きたいと思います。
海外ETFに比べすこし信託報酬は高いですが、ネット証券の「売買手数料の低さ」と「特定口座」のメリットを活かすやすい商品ではないでしょうか。
初日の出来高は小さかったようですが、長い目で応援したいと思います。
*1 カウンターパーティとは、取引相手のことで、カウンターパーティリスクとは、その取引相手が債務不履行を起こしたり、契約上の合意が守られなかったりするリスクのこと。
あと個人的に、最近の日興アセットマネジメントさんのコラムなどを見ていますと、個人投資家へ向けた投資の勉強ができるページがふえた印象を受けています。
そこで少しだけお時間を頂けたので、最近の『日興アセットマネジメント』らしさについてETFセンターの今井さん・小島さんにお聞きしました。
一番の理由は、「少しでも商品を知ってほしい、理解してほしい。」との事でした。
色々とお話しを伺っていて感じたのが、『商品』を提供する運用会社ではなく、なんと言いますか、長く『サービス』を提供し続ける運用会社でありたい。といった印象を受けました。
だから、商品をより知ってもらうために、安心して商品を買ってもらうために、「ETFの開発コラム・商品説明資料で商品への思い」、「日々の乖離率などを記載しているFUND DATAで商品の健全性など」をしっかりと見て頂きたいと言った感じでした。
すいません。 インタビュー形式ではなかったので、ちょっと上手くまとめが・・・・
さらに甘えついでに、今はFPさんや販売員向けにセミナーなどをされておられるのですが、セミナーなどを、いつかぜひ個人投資家にもとお願いをしてまいりました♪
他にも以下のような、面白い取り組みをされております。
以前は、ホームページ作成を外部にだされていたようですが、今は内部で作成し、より投資家のニーズに応えられるコンテンツ作成を行っているようです。
ほんといつも感じるのですが、商品はパッシブ(受動的)なのに、ほんと商品にかける想いの熱さに刺激をうけました♪